ALLIANCE CASE

メディア事業部 部長永崎 太一

2017年に大学を卒業後、新卒で Leo Sophia Group に入社。メディア事業部にて、メディアSEOを担当し、美容や金融、不動産ジャンルなど、多種多様なメディア立ち上げとグロースを経験。2020年7月より、事業部長に就任し、今に至る。

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初期のアライアンス構築について

ー どのようにしてアライアンスの関係を構築していったのですか?

アライアンスの考えをLeo Sophia Groupで取り入れるようになったのは、私が入社してから3年ほど経った時のことです。(2020年の月初)
当時は、メディア事業部の事業部長に就任してから、約半年ほど経過していた時のことでした。

私の「ありたい姿」は入社時から現在に至るまで変更はなく、「誰もが憧れるも、手が届かないと思われる存在になる」というものです。
ビジネスパーソンとして、そして人間としても周囲から尊敬されベンチマークされつつも、「この人には叶わない」と思われるような人間を目指しています。
そして、会社からの期待、与えられていたミッションは、一言でいうと「メディア事業部を再興させること」。
当時は、外部要因によりメディア事業部のSEOセクションでの売上が大幅に下がった時期でした。
ですので、会社からは『SEOセクションの売上を戻すこと』『SNSなど、SEO以外のチャネルで収益基盤を新たに創出すること』これらが事業部長の私に期待されていたことでした。
アライアンスの関係では、コミットメント目標が達成された暁には、双方にメリットがある互恵関係を築けているか?を確認し合うのですが、このミッションを果たすことができれば、社内で一目おかれる存在になり、自身のありたい姿に近づいていけるのでは?と考えて、代表の内木場とすり合わせて一度目のコミット目標を作成しました。

コミットメント目標達成後、アライアンスの見直し・再構築を実施

ー1度目のコミットメント目標の達成結果はどうだったのでしょうか?

2020年は、目標には若干ビハインド(約90%達成)したものの、2021年は目標であった年間事業利益を115%達成。上記で定めたコミットメント目標は見事達成できました。
また、新規で立ち上げたSNSメディア事業では、単月で利益3,000万を超えてくるなど、SEO以外の収益基盤も創出することができました。

組織規模に関しても、業績に応じて拡大していき、2021年には70名弱の組織を率いる部長となり、手前味噌ながら社内でも存在感を発揮できるような人間になった感覚がありまいた。
コミットメント目標を達成したことにより、ありたい姿である「誰もが憧れるも、手が届かないと思われる存在」に近づくことができたように思えます。
そして、このタイミングで、代表の内木場と再度話して、アライアンスの関係を構築し直しました。

ーどのようにアライアンスを再構築していったのですか?

まず自分のありたい姿に対する到達度について、考えました。

  • 現在地(当時):事業部メンバー及び社内メンバーに対しては、一定の存在感を発揮して、事業推進できる事業責任者
  • あるべき姿:さらに事業を伸ばすことで、社内への影響力・存在感を大きくしていきつつ、社外の事業者やステークホルダー様からも認められる事業責任者

簡単にいうと、私自身を認めてくれるコミュニティーを自社→社外に拡大していくことにより、当時よりもありたい姿に近づけるのではないか?と考えました。
一方で、全社では中期経営計画を立てて「2025年の年間事業利益47億」を目指すことが決まったタイミングでもありました。
その中で、メディア事業部で目指していく目標として決まったのが2025年事業利益約9億円。
約4年で事業利益を約4.5倍に伸ばしていく、という野心的な目標を掲げることになり、改めて自身のありたい姿との整合性をすり合わせました。

年間事業利益9億を目指していく事業を急成長させていく。そのような組織を牽引することで、ありたい姿である『事業伸長による社内の影響力・存在感が拡大すること』『社外のステークホルダー様から認められる事業責任者になること』に近づくと考え、これを自身のコミットメント目標として設定しました。

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現在のコミットメント目標に対する進捗と今後の展望

ー 現在のコミットメント目標に対する進捗はいかがですか?

本エントリーを執筆している2024年1月地点では、コミットメント目標の達成は明るいとは言えません。やはり、年間事業利益9億円のハードルは並大抵のものではないなと感じています。 しかし、苦しい状況下でも、前を向いて事業推進していけるようなマインドで仕事をできている原動力は「コミットメント目標とありたい姿が、リニアに繋がっているから」だと感じています。
「今のコミットメント目標を達成していけば、自分が心から『こうなりたい!』と思っている姿に近づける」と、本気で思えているからこそ、コミットメント目標の達成に対して、いついかなる時も貪欲になれているのでは?と感じてます。
今後もコミットメント目標達成のため、そして、その先のありたい姿を実現するため、Leo Sophia Groupのメディア事業部の責任者として、邁進していければと思います。

ー 最後に、アライアンスの関係について思うことを率直にお聞かせください。

アライアンスの思想があることで、率直に「ありたい姿」や「自分は何者になりたいのか?」を、本気で考えることができるのは、仕組みとして優れていると思います。
日々仕事をしていると、目の前のタスクをこなしていくことに追われてしまい、「自分のキャリアに向き合って、本気で考えること」は、どうしても後回しになってしまいがちです。
面談の場を設けるなど、しっかり時間をとって、上司にカベウチしながら、キャリア像を明確にしていける環境であることは、Leo Sophia Groupの良いところだな、と思います。
また、上述した通り、じっくり考えた「ありたい姿」とコミットメント目標が連動している状況であれば、コミットメント目標達成が、仕事をしていく上での原動力になり、内発的なモチベーションが生まれる起点になる、と私自身も身をもって感じております。
個人軸において、『ありたい姿と向き合い、磨いていけるような環境であること』『アライアンスがの関係を築くことで常に高いモチベーションで仕事に取り組めること』この二つが、アライアンスの人事論を取り入れているLeo Sophia Groupの良いところだと、感じてます。

加えて、私自身マネジメントをしている立場として「アライアンスの仕組み」があることが、メンバーのキャリアと向き合う起点になっているように思います。
現在Leo Sophia Groupでは、四半期に一度、メンバーとマネージャーで1on1の機会を設けてますが、「キャリアに対する価値観、ありたい姿の変化」は重要アジェンダの1つに組み込まれています。
1on1の中で、キャリアについて話す機会があるからこそ、マネージャー・上司側も真剣にメンバーのキャリアに向き合うことができますし、オープンにコミュニケーションをとる中で、メンバーとの関係性がより強固になっていっている実感があります。
マネージャーとメンバーが本音で向き合うため、そして強固な関係性を構築していくための、コミュニケーションツールとしてもアライアンスの考えは有意義であると感じています。

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