「SEOメディア業界で最強のチームを作りたい」入社半年でマネージャー昇格 元教員マーケターの挑戦

PUBLISH DATE //

大学を卒業後、新卒で小学校教員として就業し、現在はマーケターとしてのキャリアを歩む坂圭祐さん。
公務員キャリアを捨て、異業界・異職種へ挑戦することを選んだ彼の考えや、メディア事業部での仕事についてお話を伺いました。

(ライター:人事広報 佐久間)


目次

  1. 小学校の先生から始まるキャリア
  2. 価値観に惹かれ挑戦環境へ
  3. セクションマネージャーへの抜擢と思い
  4. 今後の目標と目指す世界

プロフィール

坂 圭祐 メディア事業部 SEOセクション マネージャー 

2017年に大学を卒業、小学校教員職を経て、2021年4月にLeo Sophia Groupへ入社。未経験からSEOメディアのマーケティング業務に従事する。
入社からわずか半年後、セクションマネージャーへ昇格し現在に至る。

■SEOとは…
Search Engine Optimization の略で「検索エンジン最適化」のことを意味する。
Googleなどの検索エンジンの検索結果で、自社(自分)のWebサイトをインデックスさせて露出を増やしたり、上位表示させて検索流入を増やすための対策のことを「SEO対策」と呼ぶ。


メディア事業部概要

自社メディアにクライアントの広告を掲載するビジネスモデルを中心に、SEOメディア・Instagram・YouTube・TikTokと多種多様な領域でインターネットメディアを展開。
ユーザーが抱えるニーズの徹底的な調査・分析、コンテンツ企画の策定、制作、発信を通じ、数千、数万ユーザーの生活の質向上に寄与する。


小学校の先生から始まるキャリア

ー前職は学校の先生だったのですね 

はい。中学生の頃から教員になることを目指しておりました。

理由は単純で、子どもが好きということは大前提として、当時から友人へ勉強を教える機会が多かったことにあります。
私の「教える」に対し、理解を示してくれる表情や仕草、反応がシンプルに嬉しくて、相手の成長の一役を担えることにやりがいを感じていたんです。

これをそのまま”仕事”という形に変えるとすると「学校教員」の職が合致すると考え教員を目指し、目標を叶えました。

ー教員としてのやりがいはどんなところにありましたか?

生徒の成績が伸びた時です。
学校教員は、決して学力成績を向上させるだけが仕事ではありません。
ただ、生徒と共に成績を見ながら喜びを分かち合えることは、教員として大きなやりがいを感じる瞬間でした。

また、教員としての評価を定量面で感じることは少なかったため、目に見える”成績”においては、自分自身の「教える=仕事」の定量的成果として捉えることができました。
「教える」を通じて、自分の成果をわかりやすく把握できるのが生徒の学力成績でしたので、この要素も相まってやりがいを感じていました。

(教員時代の坂)

ーなぜ転職を考えたのですか?

コロナ禍により、学校が2か月間の休校となりました。
その期間を使って、今後の人生について考えてみたのです。

教員として、子どもに対し教えるべき勉学については不自由なく教え続けることはできます。
ですが学校教員という職は、いい意味でも悪い意味でも閉ざされた世界です。

私が人生やキャリアの中で身につけたことや、感じたことを伝えるには、視野や経験、スキルが乏しく、教えられることは少ないと感じることもありました。

そもそも私が教員を目指したのは、「教える」を通じて人を成長させることにやりがいを感じることがきっかけでした。
そのため、教員以外でも様々な経験を積み、厚みを持った人間となることで、より多くの人の”成長”に寄与できるのではないかと考えまして、キャリアチェンジ(転職)を決断したのです。

ーそのような中、転職先の選択肢としてWebマーケティング職が挙がったのはなぜですか?

きっかけは、不登校の生徒との出会いです。

当時の担当クラスに、不登校の生徒が数名おりました。
根本的な原因を解決するための施策を打つのと並行し、不登校の状態でも教育機会を提供したいと考え、Webに目を付けました。
Webを活用すれば、学校に来れなかったとしても学習機会を提供できますし、自分のペースで進めることができます。

実際にWeb教材の提供を開始すると、思いがけない効果も表れました。
学校に行けないことへ負い目を感じ内向的であった生徒が、周りと同じ勉強ができているという自信からか、性格が明るく変化していったのです。

直接会わずとも、Webの活用によって人へ与えられるインパクトを思い知った瞬間でして、この経験をきっかけに、Webを通じて人の心や行動をポジティブなものに変えられることへ興味が湧きました。

そして、辿り着いたのがWebマーケティングの世界でした。
「本当に良いモノを、必要としている人へ届ける」ことがWebを通じて可能であり、更に全世界の人々へ価値提供が可能であるというインパクトの大きさに惚れ、Webマーケティング職へのキャリアチェンジを志望したのです。


価値観に惹かれ挑戦環境へ

ーLeo Sophia Groupへ入社した決め手はなんでしたか?

Webマーケティング職を募集している会社を中心に探していたところ、Leo Sophia Groupが掲げている「9つの価値観」に共感したことが、入社を決めた理由になります。

仕事をする上で大切なことを突き詰めると、この「9つの価値観」にたどり着くことに気づいたんです。
これらが体現されている環境で働いたら、自分の軸である成長を叶え続けられると思ったのが大きかったですね。

中でも、最も印象的だったのは「不屈の挑戦者である」です。
当時、転職をすることに対し周りから反対されることが多く、「未経験からWebマーケティングだなんて無謀だ」、「教員は安定しているのにもったいない」と言われていました。

確かに、学校教員(公務員)から事業会社、しかも未経験のマーケティング職への転職はあまり聞かないキャリアチェンジですので、無理はないです。

そのような、誰が見ても”新たな挑戦”する状況にありましたので、「不屈の挑戦者である」に自分を重ねていたのだと思います。

ー入社してからの業務内容も教えていただけますか?

メディア事業部のSEOセクションに配属され、Webマーケターとして働き始めました。
自社が運営するWebサイトへクライアント企業様のプロダクトやサービスを掲載し、ユーザーが抱えるお悩み解決の手段を提供したり、ユーザーの生活の質を向上させる機会を提供していく仕事です。

具体的にはメディアディレクターとして、戦略設計やニーズ、難易度、収益性を加味した上でメディア運営の方針を定め、実際のコンテンツ制作をディレクションし、出来上がったものをWebを通して全世界に放ちます。

ユーザーが抱えるニーズを徹底的に調査・分析し、どのような訴求、デザインであれば、より多くのユーザーへ届けることができるか。
数値として現れた成果を分析し、改善を繰り返していくことで、より多くのユーザーへ価値提供を行なっていくことが仕事の全体感です。

この仕事は、自分が携わったメディアコンテンツを通じ、多くのユーザーへ良い影響を及ぼすことができたことを数値からハッキリと読み取ることができます。しかもそれが、数人レベルではなく、数百、数千、数万の規模感です。

一方で、すぐに成果へ繋がらなかったり、想定した成果が得られないことはザラに存在します。
例えば、多くのユーザーへ見ていただけるWebサイトに育成し、売り上げを立てることは、たった数日でできることではありません。
仮に一つのコンテンツを作るのに丸々1週間費やし、満を辞して世に放ったとしても、1日の閲覧数が20件だけ…といったこともあります。

また、100点満点や、正解が存在しない世界でもあります。
そのため、限りなく100点や正解に近い施策や手法を考えに考え続け、確かなロジックを元に「凡事徹底」を貫くことができるかが肝になってきます。

Webマーケティング未経験であった私は、マーケティングに対しどこか華やかな印象を持っていたのですが、実際のところはとても泥臭く、頭を常にフル回転させる必要がありますし、非常に胆力が求められる世界でした。

ただ、だからこそ多くのユーザーへ良質なコンテンツを届けることが可能になりますし、自分自身の思考力が抜群に伸びていく実感も得ることができました。
多少はギャップを感じたこともありましたが、仕事のやりがいを強く感じることができますし、成長環境としても申し分なく、私の挑戦(転職)は大成功でした。


セクションマネージャーへの抜擢と思い

ー入社から半年でセクションマネージャーに抜擢されましたね。どのようなことが評価され、抜擢されたと思いますか?

まず、少しずつマネージャー業務を任せていただくようになったのは、入社後半年の2021年10月頃からでした。
抜擢理由としては、泥臭くも成果に貪欲である姿勢と、強い上昇志向を評価していただいたと伺いました。

確かに私は「もっと、早く成長していきたい」という思いが強く、上長の思考を理解したいがために質問漬けにしてしまったり、徹底的に内省したり、一度受けたフィードバックを全て血肉に変えてきました。
またすぐに結果が出ずとも、正しいとされる打ち手を、最大数かつ超高速に、今できることは必ず今やることを意識して取り組んできました。

こういった仕事の姿勢と、付随する成果を評価いただけたようです。

ー抜擢された際のお気持ちを教えてください

楽しみな気持ちが強かったです。
特に、チームとしてどれだけの成果を出すことができるのだろうか?といった期待が大きかったです。

それまでは、メンバーとして自分の成果にフォーカスしていれば良かったのですが、マネージャーとなるとそうではなく、チーム全体で成果を最大化することがミッションとなります。
自分一人でできることは限られますが、チームで考えたらこれまでできなかった施策を打てるかもしれないですし、そもそも見えていなかった改善点に気づくかもしれません。

「マネージャーという立場で、何ができるようになるのか!?」、このワクワクに、私の挑戦心が掻き立てられました。

ーマネージャーへの挑戦で、困難だったことはありますか?

色々あるのですが、中長期的な戦略を立てることですね。
今も非常に難しいと感じています。

短期的に売上をあげることは、メンバーそれぞれが貪欲に成果を勝ち取る姿勢を見せ、日々凡事徹底を意識し、目の前の仕事に取り組むことができれば達成することができます。
私も現場で手を動かせば、単純に一人工増えることになるので、なおも難易度は落ちます。

ただ、これだけをやっていても、場当たり的な施策ばかりになってしまい現場も消耗してしまいます。1~3年後を見据えた戦略としては全く相応しくないですよね。

また、市場環境に大きく影響するビジネスモデルという側面も関係しています。
例えば、Googleのアルゴリズムが少し変わるだけで、1番目に上位表示されていたものが10番目になってしまったりと、外的要因によるポジショニングの変動が可能性としてあるのです。

読みにくい未来のことを想像し、どういう方向でチームを推進していくことがベストなのかというのが、正解がないので難しいです。

しかし、困難や課題だらけだからこそ、一つ一つ乗り越えていくことで、より大きな成果や強い組織へ着実に近づいていることを実感する場面が多く、難しいことではありますが楽しみながら取り組めています。


今後の目標と目指す世界

ー目標を教えてください

チームとして実現したいことは沢山ありますが、特に2つは必ず実現したいです。

1つ目は、「SEOといったら、Leo Sophia Group」と、自他ともに認められるチームを作ることです。
私たちは、ユーザーのためになるコンテンツを作ることに、強いこだわりを持って日々取り組んでいます。
ただ、今はそれだけが「良質なコンテンツ」であるかどうかの判断材料ではないのが実態です。

正直なところ、「なぜこのコンテンツが、Googleの検索結果で上位表示されているのだろうか…」と、一見粗悪に見えるコンテンツが、我々よりも良質なコンテンツとして認識されているといった悔しい思いもしています。

今後は、ユーザーや市場から、本当に良いとされるコンテンツを、私たちが充実させていきたいと思っています。

2つ目は、会社内で更なる”挑戦の風土”を、私たちSEOチームが作っていくことです。
SEOメディア事業は、ビジネスモデル的に利益率が60~70%と高く、多くの利益を残すことができます。

これを原資として考え、今後Leo Sophia Groupが初期投資が多額な実店舗ビジネスの拡大や、新規ビジネスを展開していくための意思決定の起点を、SEOチームから創出していきたいと思っています。

そうして新たな挑戦の機会が生まれ、それに挑戦する人が成長し、ひいては会社の成長につながっていく。
そんな好循環を、私たちから生み出していきたいです。

ー最後に、今後どのような方と働きたいか教えてください

自分の成長に貪欲で、挑戦を惜しまない人と働きたいです。

今のメンバーは皆、とても成長に貪欲で、その姿に自分自身も刺激を受けています。
毎日の日報を見ても、全員が自分の課題に対し、どのように改善していくかを徹底的に考えていて、これは単純に思えて、成長のためにはとても大切な内省の機会であると考えています。

前にも話しましたが、私は人の成長へ寄与していくことにやりがいを感じるため、そのような姿勢の人には更なる成長機会を与えていきたいですし、そうやって個々の力が伸び続けていくので、チームとしての力も青天井です。

今後新たに加わっていただける仲間にも、成長に貪欲な気持ちを持ち、挑戦への意欲に溢れている方であることを期待したいですね。


Leo Sophia Groupでは、2024年卒 新卒採用を実施中です。詳細は下記をご覧ください!

エントリーページ 2024卒 新卒採用エントリーページにて受付中!

 


中途採用の最新情報は下記をご覧ください。

Wantedlyにて募集職種を随時更新しています。
▶公開している求人媒体、コーポレートサイトからもエントリー可能です!

新卒採用 NEW GRADUATES 中途採用 MID CAREER