MVP獲得の裏側 成長に繋がった2つの“挑戦”

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こんにちは!Leo Sophia人事広報の佐久間です。

2021年8月末に行われたLeo Sophiaグループ社員総会において、2021年度上半期最優秀賞(以下MVP)を獲得した坂本宗介さん。
セクションに配属されてからわずか1年でMVPを獲得した彼は、いかにしてこの大躍進を遂げることができたのか。

現状に満足せず、日々成長を続けた坂本宗介さんをご紹介します。

※MVP:半期の売上成績や、個人の成長度合い等、総合的な判断のもと全社員から1名選出し表彰する制度 

佐久間敬介

この記事の執筆者

人事広報

佐久間敬介


目次

  1. “わからないことを恐れない”始まった坂本の挑戦
  2. マネージャーへの挑戦で見えた新しい世界
  3. ”1つの答えに拘らない”苦難の末辿り着いた仕事の向き合い方

プロフィール

坂本 宗介 インターネットメディア事業部 SNSセクションマネージャー

インターネットメディア事業部のSNSセクションマネージャーとして複数のアカウント運用を統括。
自らもインサイト・アルゴリズム分析を実施し、アカウント改善を行っている。


インターネットメディア事業部 概要

自社メディアにクライアントの広告を掲載するビジネスモデルを中心に、SEO・Instagram・YouTube・Twitterと多種多様な領域でインターネットメディアを展開。


“わからないことを恐れない”始まった坂本の挑戦

ーMVP受賞おめでとうございます! 受賞した感想を教えてください。

とても光栄に思います。まさか自分が獲得できるとは思ってもいなかったので、自分の名前が会場のスクリーンに映し出された時は驚きしかありませんでした。

普段から特に「MVPを獲得するぞ!」と意気込んではおらず、日々の業務へ常に全力で向き合い、基本的なことを疎かにせず、忠実にコツコツと取り組み続けてきました。
例えばある分析をする際は、とにかく想定される答えをたくさん出してから検証します。特定のエンゲージメント数が増えていたとしたら、アルゴリズムの影響を受けたのか、投稿内容がユーザーに評価されたのか、その前後の投稿が影響したのか等、考えられる可能性を全て洗い出してから、インサイトを見て考察します。

基本的なことかもしれませんが、常日頃から大切にしてきた”凡事徹底”の取り組みによって、半年間で単月利益を約900万円から2,000万円まで大きくすることができました。これもMVPをいただけるに至った要因の一つかと思います。
このような大きな成果を生んだことに、今まで行ってきたことは間違っていなかったんだと改めて感じることができました。

ー入社以来、さまざまな業務を担当されたと思います。特に印象的だった業務は何ですか?

昨年の7月頃から始まった、SNSアカウントの立ち上げです。
当時の私は、SNSセクションへ配属され、1ヶ月も経っておりませんでした。そのためアカウント立ち上げはおろか、運用もしたこともなく、本当に何もわからない中でのスタートでした。

しかし不思議と不安はありませんでした。それ以上に、「やってみなければわからない」という思いが強かったです。
また、やらなければいけないことは山積みだったので、未来を不安視している余裕はありませんでした。

ーはじめてみて苦労したことは何ですか?

実際にはじめてみると、立ち上げたばかりのアカウントでフォロワー数がそう簡単に増えるわけもなく、全くうまくいきませんでした。
フォロワー数が少ないアカウントであればある程、投稿内容がおすすめとして表示されにくかったり、ハッシュタグ検索時に上位表示されにくくなるため、フォロワー数を増やすのはより難しくなります。改めて0から立ち上げることの難しさを痛感しました。

そんな中でも強い気持ちを持って業務に取り組めたのには、これまでの経験から「やっただけ結果が返ってくる」、「小さなことの積み重ねこそが大きな結果を生む」という確信があったからです。
「辛い」というようなネガティブな感情はなく、とにかく成果を出そうと、目の前の課題を一つずつ、小さなことでも徹底的に解決していくことに夢中でした。
結果が出ずに焦る気持ちもありましたが、昨日より今日、今日より明日と、日々アカウントが育っていく過程に「仕事の楽しさ」を実感していました。

ー そんなアカウントの今と、今後についてはどのように考えていますか?

現在は利益を出せるまでに成長しましたが、「もっと大きくできる」と確信しています。
そのためには探求と挑戦の姿勢が大切だと思います。メディア運用を長年行っていると、今までの運用方法に固執してしまうことがあります。しかし型に収まらないことで更なる改善点が見え、大きな収益を上げることができます。

アルゴリズム変動が激しい世界なので、3ヶ月前の正解が3ヶ月後の正解とは限りません。常に常識を疑い、型に収まらないことが大切で、毎日が学びと成長の連続です。
現状を維持する中に成長はないと考えているので、常に現状に疑問を持ち、探求、挑戦することで、よりアカウントを大きくすると共に、自身も成長を続けていきたいです。


マネージャーへの挑戦で見えた新しい世界

ー坂本さんは2021年4月にSNSセクションのマネージャーへ就任していますが、当時はどのようなお気持ちでしたか?

マネージャーへ抜擢の話を2月にいただき、受けるかどうかをギリギリまで悩みました。私は根っからの“プレイヤー気質”で、黙々と一人で仕事をすることの方が得意なため、マネジメントすることは向いていないと感じていたからです。

そんな中、マネージャーにチャレンジすることを決意したのには、大きく2つの理由があります。
1つは、自分自身をさらに高めることができると考えたことです。誰にでも100%与えられるものではない貴重な機会なので、チャレンジせずに機会を遠ざけることは、自己成長の観点から選択すべきで無いと考えました。

2つ目は、メディア事業部全体の今後を見据えての判断でした。自分が得意とする「分析から行動に落とし込む」部分で意識していることやノウハウをメンバーへ共有することで、事業部全体の成長に活かせることができるのではないかという思いが次第に生まれたのです。
私は常に“得た情報 × 理想の状態”から考えられる施策を全て出しています。このような思考プロセスをメンバーに共有することで、事業部全体がより良いパフォーマンスを発揮できるのであれば、マネージャーに挑戦すべきだと感じました。

ー 悩んだ結果、マネージャーへ挑戦してよかったと思いますか?

振り返ると本当にマネージャーになってよかったと感じています。そこにも2つの理由があります。

1つ目は、1段上の目線から業務を見られるようになったということです。
今までは「自分の担当しているアカウントの売上がどうか」ということしか意識していませんでしたが、マネージャーになったことで、全ての業務で「事業部全体の動きにどのように影響するのか」「どうしたら事業部全体の利益に繋げることができるのか」を考えるようになりました。

新たな視座を持ったことで、より様々な側面から施策立案やデータ分析が行えるようになり、マーケターとしての成長にも繋がっていると感じます。マネージャーになる前の自分の視野がいかに狭かったか、ということを実感しています。

2つ目は自分に自信を持てるようになったということです。
“たかがコミュニケーション、されどコミュニケーション” 自分一人で黙々と仕事をすることに慣れていた私にとっては、マネジメントをすることは大きな挑戦でした。

初めは自分の意図が思うように伝わらず、業務の進捗が悪くなってしまうこともありました。しかし、原因分析と改善を繰り返し行っていくうちにコミュニケーションや指示出しの質が高まっていると感じます。「自分にできるのか?」そんな思いで始まったマネージャーへの挑戦でしたが、自分に多くの自信を与えてくれました。


“1つの答えに拘らない”苦難の末辿り着いた仕事の向き合い方

ー「0からのアカウント立ち上げ」と「マネージャー」への挑戦を経た今、感じることはありますか?

2つの挑戦を経て実感したことは、1つの答えに拘らず、多角的な目線を持つことの大切さです。初めから1つの答えに拘ってしまうと視野が狭くなってしまい、正しい答えを見落としかねないため、可能性は常に広く持つべきだと思います。

また、自分のキャリア形成においても「1つの答えに拘らない」ことは大切だと感じます。「自分にはできない」と決めつけず、マネージャーに挑戦したことで見えた新しい景色や、自分の思ってもみなかった経験・可能性がたくさんあると感じています。
今後のキャリアの分岐点においても、選択肢を全て出しきり、自分の人生をよく考えた上で「挑戦する」選択ができたらと思います。

ー 挑戦へ躊躇している方へメッセージをお願いします。

「挑戦」することは簡単なことではありません。私自身、挑戦することへ臆病になることもあります。
そんな時、単純でありますが「なんとかなる」と思うことが大切だと感じています。
一見投げやりな言葉ですが、勇気を出して一歩踏み出してみなければ見えない景色があるのも事実です。
また、過剰に恐れる必要もないと思います。目の前の小さなことを、当たり前のようにコツコツと積み重ねていけば、大きな成果に繋がるはずです。

私は、目の前にチャンスがあるならば、迷わず挑戦することが大切だと思います。もし挑戦するか否かに悩んでいる方がいれば、「なんとかなる」、「小さいことを積み重ねていく」、この言葉を思い出していただきたいですね。


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