2024年度冬季総会で見事MVP(※1)に輝いた安田。新卒入社2年目でブランドマネージャーとして、約400人の組織を牽引する安田に、入社からMVPを受賞するまでの軌跡を伺いました。
※1 MVP:半期で最も活躍したメンバーに贈られる賞
目次
プロフィール
安田 愛麻(やすだ えま)
慶應義塾大学 総合政策学部 卒業
2023年度新卒採用にてLeo Sophia Groupに入社。2025年1月に、SD事業部フィットネス領域のコアブランドである「the SILK」のブランドマネージャーに昇格し、ブランディング・店舗運営責任を担っている。
目標達成に向けて誰よりも泥臭く現場に足を運び、各領域で発生する課題を解決する施策を打ち出し実行しきることでthe SILKの成長に大きく貢献した。その成果が評価され、2024年冬季MVPを受賞した。
SD事業部について
概要
SD事業:Store Development(店舗開発)事業の略。実店舗において、ウェルネスに関連する幅広いサービスを提供している事業部。
同事業部の強みとして、業態選定、コンセプト設計、物件選定・内装デザイン、サービス開発、店舗運営までをワンストップで手がけることで、一貫性のある世界観をもって、高い顧客体験の提供を可能にしている点にある。
現在は、ピラティススタジオ・ボディメンテナンス・飲食など、幅広い領域で店舗運営している。
ミッション
“五感すべてに、感動を。”
ワクワクを具現化し、本質的なサービスの提供で「感動価値」の創造し続ける。記憶に刻まれる感動体験によって一人ひとりのココロが躍り、コミュニティを創り、シャカイを動かす。
企業活動を通じて、人々の暮らしの充実に貢献し社会との調和ある発展を目指します。
the SILKとは
「しなやかに生きる」をコンセプトに、関東圏内を中心に33店舗を展開する女性専用のマシンピラティススタジオ。
入社の決め手と現在の業務内容
-Leo Sophia Groupに入社するまでの経緯を教えてください
入社を決めた理由は、ビジネスの上流から下流まで携わり、手触り感を持って価値を生み出せる環境であることと、内木場代表の経験に魅力を感じたことの2点です。
これは、学生時代に経験した大手広告代理店でのインターンを経て定めた、3つの就活軸が大きく影響しています。
・マーケティングの力で社会にインパクトを与えられる会社であること
・若いうちから大きな裁量を持ち、多くの打席に立てる環境であること
スピード感があり、実力主義ながらもチーム主義の文化がある環境であること
インターンでのマーケティング業務を通じて、社会や消費者にインパクトを与えられる手応えを感じた一方で、手段としてのマーケティングだけでは、自分の考えや想いを直接形にすることには限界があると感じました。
そのため、ビジネス全体を俯瞰し、自分自身で意思決定ができる環境を重視して企業を探しました。
また、仕事の醍醐味は、「自分で考えたことを自分で実行し、成果を出すこと」にあると思っていたので、それが実現できる環境で自身の成長スピードを最大化させることを最優先に考えました。
そして、事業の上流から下流まで一気通貫で推進しながら、手触り感を持って自分の意思で事業を動かし、顧客に価値提供ができる環境を求めていました。
数々の企業がある中で、同時多発的に様々なフェーズの事業が生まれていくLeo Sophia Groupであれば、実現できると感じたのが入社を決めた一つの理由です。
また、内木場代表の経験も非常に魅力に感じました。
代表は若くしてLeo Sophia Groupを立ち上げ、数々の事業をグロースさせてきた実績のある方で、新規事業の立ち上げに興味のある私は強く惹かれました。このような尊敬できる方との距離が非常に近く、直接学べるものが多い環境がある点は、大手企業との明確な違いであると考えました。
上記2点の理由からLeo Sophia Groupに入社を決めました。
-現在の業務内容を教えてください。
現在は、the SILKのブランドマネージャーとして店舗運営・集客・店舗開発の3つの領域を統括し、事業成長を牽引しています。
店舗運営領域では、33店舗の運営統括責任を担い、サービス品質の向上に向けたスタッフの育成や組織づくりをしています。また、売上や利益に紐づく各目標の達成に向けた各種施策をスタッフと共に実行しています。
集客領域では、ブランディング戦略、マーケティング戦略の立案から実行を担っています。具体的には、オウンドメディアやSNS、WEB広告等を活用したブランドの認知拡大と集客の最大化を図っています。
店舗開発領域では、チームメンバーと連携しながら、出店計画の策定やスケジュール管理を通じた新店舗の立ち上げを連続的に行っています。
2024年度下期の振り返り
-MVPを受賞した感想を教えてください。
率直に申し上げると、「やっと取れたな」という気持ちです。
実は私は体育会系気質で、入社当初から”1番”を目指していました。そのため、毎回「今回こそは」と思いながら表彰式に参加していたので、やっと目標が達成できた、という嬉しさがありました。
また、上長である伊藤さんが、過去に新人賞やMVPなどあらゆる賞を受賞されていた点を尊敬していたので、そこに少しでも追いつけた、という自信にもなりました。
また、何よりお世話になっていた伊藤さんに、受賞している自分を見せたかった、という気持ちが強かったため、そういった点でも非常に嬉しかったです。
-MVPを受賞された理由について、どのようにお考えですか?
Leo Sophia Groupの中でも最大組織規模のブランドの成長を推進した点にあると考えています。
具体的には、ブランドマネージャーとして、33店舗・約400名のスタッフが在籍する「the SILK」という非常に大きな組織を率い、様々なところで生じる課題を解決する仕組みを整えながら、大きな収益を上げることができたことが認められたのだと考えています。
これまで私は、経営戦略と店舗・スタッフをつなぐ橋渡し役として、積極的に現場に足を運び、課題の解決に尽力してきました。
まだまだ課題は多くありますが、事業の根幹となる「組織」において、理想のカルチャーを根付かせるために、関わる人それぞれの強みや役割を考慮した組織設計を進めてきたからこその成果だったと感じています。
– MVPに至るまでの苦労を教えてください。
店舗のスタッフから信頼を得ることです。
私は新卒入社だったため、入社当初は年上のメンバーばかりでした。
思い返してみると、私の意見を素直に受け入れてもらえることはそう多くはなかったと思います。そこで、まずは信頼を得るために、結果と行動で示すことを心掛けました。
店舗ミーティングには毎回各店舗に足を運び、スタッフとのコミュニケーションを重ね、皆が敬遠する仕事を率先して担いました。そのような地道な行動を重ねて、「この人が言うことならやってみよう」と思ってもらえるような土壌を作ることが、非常に大変でした。
また、信頼関係が構築できただけでは不十分です。
the SILKが掲げる「日本のピラティス業界を牽引するリーディングカンパニー」というビジョンをより早く、より大きく前進させるためには、各チームがその役割を果たし、各々の目標を達成することが求められます。
その上で、各目標の意義や重要性をメンバーにしっかり理解してもらうには、丁寧なコミュニケーションが不可欠でした。
そこで、テキストコミュニケーションや直接の対話に加えて、全スタッフを集めて開催するマンスリーミーティングを通じて意思疎通を図り、理解を深める環境を整えました。
加えて、普段は各店舗で必死に頑張っているスタッフが一堂に会すオフラインの総会をイチから企画し、チーム全員が同じ方向に進めるよう努めました。
これらの苦労を乗り越えることができたのは、上長やSD事業部のメンバーの存在があったからです。
上長は、自身の強みであるリーダーシップを最大限に発揮できる役割を渡してくれており、そこに加えて定量的な観点から別の切り口で私をバックアップしてくれました。
そういったサポートがあったからこそ、事業として結果を残すことができていると思っています。
また、グループ全体に言えることですが、Leo Sophia Groupは良い意味でお節介な人が多いです。
どんな時も「No」と言わず協力し合い、力を貸し合える文化があります。そのような環境があるからこそ、安心して挑戦できると感じています。こうした文化を作り上げている会社や上長には深く感謝しており、自分も皆さんに貢献したい、という強い思いを持っています。
-安田さんがここまで仕事を頑張れる理由は何ですか?
強力なチームを作ることが、大きなモチベーションになっています。
私が仕事において大切にしたいのは「チームや組織」です。
事業とは、本質的に価値があるものを顧客に提供し、その対価としてお金をいただくものです。ましてや、the SILKが提供する価値は、「プロスタッフによるレッスンプログラム」です。
だからこそ、強いチームや組織があれば、必ず顧客に高いクオリティのサービスを提供できると考えています。
”強い集団”を作り上げるために、自分が組織をリードして、チーム全体を成長させ、結果的にそれが顧客のためになることがモチベーションになっています。
また、担当ブランドについてお話をすると、私は誰よりもthe SILKのことを愛している自信があります。
the SILKは単なるピラティスブランドではなく、顧客はもちろんのこと、the SILKで働くスタッフにとっても誇り高い「女性を応援するブランド」でありたいと考えています。
その上で私の役割は、the SILKの魅力を引き出し、発信し、スタッフ全員とその魅力を体現し続けることにあると思っています。これは、ブランドそのものもしかり、提供するサービスや関わる人たちを心から信じ、愛しているからこそできることだと考えています。
作り手自身が100%信じていないものを売ることに意味はない。その強い自負と責任感、探求心、そしてブランドへの愛こそが、私の信念です。
the SILKについて
-今後、the SILKをどのようなブランドにしていきたいとお考えですか?
私が目指す姿は、the SILKを名実ともに日本一のピラティススタジオにすることです。
もう少し掘り下げていうと、ピラティス業界を代表するリーディングカンパニーとして、ピラティス市場全体の発展を牽引できる存在になることを目標としています。
この状態を実現するため、売上高や、会員数、店舗数等の定量目標を置き、それらを積み上げていくことで業界トップクラスの規模を誇るブランドへと成長させることを目指しています。
ただ、ピラティスはあくまで手段であり、先ほどお話しした通り、その先にある目標は、「あらゆる世代の女性を応援できるブランド」へと成長させることです。
そのためthe SILKでは、顧客を必ず下の名前でお呼びするようスタッフに伝えています。女性はライフステージで孤独や悩みを感じやすく、家庭では「ママ」や「お母さん」と、役割で呼ばれることが多いと思います。だからこそ、the SILKにいる時間は”自分”として大切にされる場にしたいと考えています。
the SILKで過ごす時間を通じて、内面も外面も磨かれる瞬間や自己肯定感が高まる瞬間、ふとした寂しさが和らぐような瞬間を感じていただきたいと考えています。今後もこの想いをさらに加速させ、the SILKのブランドを前進させていきます。
学生へのメッセージ
-就職活動をしている学生へメッセージをお願いします。
事業は単なるお金稼ぎの手段ではありません。本当に自分たちが心から良いと思うプロダクト・サービスを提供することを通じて、社会や顧客に大きな価値を提供できる尊いものだと信じています。
誠実に努力できる人がLeo Sophia Groupにジョインしてくれることで、より事業を通じた素敵な価値提供ができると感じています。
また、継続して顧客に価値提供を続けていく上では、現状維持ではなく常に挑戦するロマンとパッションが必要です。そんな意欲を持っている人と一緒に働けたら、すごく楽しいと感じます。
2026新卒、2027新卒採用のエントリーはこちら
▶エントリーページ
中途採用の最新情報は下記をご覧ください。
▶公開している求人媒体、コーポレートサイトからもエントリー可能です!
the SILKの公式サイトはこちら
▶ブランド詳細はこちら