本記事では、新卒ながらCFO室でM&Aおよび資金調達に携わる社員のインタビューをご紹介します。
実際のプロジェクト経験をもとに、業務内容ややりがい、成長環境のリアルをお伝えします。
目次
はじめに
2025年新卒ながら取締役CFO直下のCFO室でファイナンス業務を担い、経営管理からM&Aの資金調達まで中核業務を担う越元。
数々の挑戦を乗り越え、Leo Sophia Group初となる新卒でのMVP(※1)とROY(※2)のW受賞を達成しました。
本記事では、新卒でどのような役割を任されているのかという具体的な業務内容から、その中で直面した仕事の難しさ、そしてどのように成長し成果を掴んできたのか、そのリアルな道のりについて語っていただきました。
入社インタビュー記事はこちら
※1 MVP:半期で最も事業成長に貢献した社員を表彰
※2 ROY:新卒1年目社員で最も事業成長に貢献した社員を表彰(年1回)
プロフィール
越元 慶多(こしもと けいた)
東京大学 経済学部 卒業
2025年度新卒採用にてLeo Sophia Groupに入社。
入社後はCFO室(※3)にて、グループ全体の財務計画と分析、資金調達業務などのFP&A(※4)業務に従事。
2025年冬季MVPとROYをW受賞した。

※3 CFO室:ファイナンス(財務・資金管理)を通じた企業価値の最大化と、M&Aを担う部署
※4 FP&A:Financial Planning & Analysisの略であり財務計画とその分析を指す
新卒で任された役割、その難しさと向き合う
-現在担われている業務について教えてください
私はCFO室で、主に2つの業務を担当しています。
経営管理
一つ目が、担当のグループ会社の経営管理です。
その中でも、私が主として担っているのが「見込精度の向上」、すなわち将来の事業見通しの精度を高める業務です。見込精度の向上は、経営判断の質とスピードを左右する、極めて重要な業務です。
例えば、将来的に生み出されるであろう利益が高精度でわかれば、新たな投資をより早期に行う判断ができ、新しい価値をいち早く世の中に届けることに繋がっていきます。
この業務を実現するうえでは、各事業会社における売上やコストを構成する要素を正しく理解することが欠かせません。そのため、仕事は自分のデスクだけでは完結しません。
事業を担当する社内メンバーと密にコミュニケーションを取りながら、事業が動いている現場を深く理解し、まるで自らが経営している事業であるかのように入り込んでいきます。
このように、事業を取り巻くあらゆる要素を分析し、売上やコストが発生する構造やロジックを捉えることで、将来の事業見通しを高精度に算出できる体制の構築に取り組んでいます。
資金調達
二つ目は、M&Aにおける資金調達です。
世の中には様々な資金調達の手法がありますが、今回Leo Sophia Groupが用いたのはLBOローン(※)というものです。その中で、資金調達に関する一連のプロセスを任せてもらいました。
具体的には以下のようなものです。
- 企業価値の算定(バリュエーション):収益・資産に基づく評価と調達計画の立案
- 財務モデルの作成:財務三表と連動した将来の事業・財務予測
- 借入スキームの設計:調達比率・金利・調達先の最適化設計
- 金融機関との折衝:融資条件の交渉と合意形成のリード
- 資金調達の実行:契約・登記・着金までの一連のクロージング
M&Aにおける資金調達業務は、案件の成否を左右する重要な要素です。
なぜなら、M&Aには膨大な資金が必要であり、これらを計画的に準備できなければ取引自体がそもそも成立しないからです。
さらに、資金調達手段を適切に設計することで、買い手候補が複数存在する競合案件においても、より有利かつ迅速に買収を進めることができます。
加えて、買収後を見据えてグループ全体の財務基盤への影響を最小限に抑えることも可能になります。
こうした重要度の高い資金調達業務において、M&Aを成立に導く中核的な役割を果たせたことは、自身にとって大きな自信となりました。
※LBOローン:買収対象企業の資産や将来のキャッシュフローを担保に買い手企業が資金を調達して企業買収を行う際に使われる資金調達手法
-M&Aに関する業務は難易度がとても高いと思いますが、どのような点に難しさを感じましたか?
もっとも難しさを感じたのは、M&Aに関連する業務そのものよりも、「新卒」であることでした。
特にオーナー様や金融機関との商談では、「新卒」というだけで不安に思われる可能性もあると感じていました。
だからこそ、自分の立場を言い訳にせず、自分が担当する領域については 「分かりません」と言わない状態をつくること を強く意識していました。
そのために、まずは自分でやってみること、誰よりも早く動くこと、専門用語や難解な概念は書籍やWebを用いて徹底的に調べること、そして必要に応じて周囲に素直に助けを求めることなど、基本的なことを愚直に徹底していました。
もちろん、当初は知識を身につけること自体に苦労もありました。
一方で、知らなかったことを理解できるようになり、できることが一つずつ増えていく過程には大きな面白さもありました。
難しさを感じながらも、その分だけ自分の成長も実感しながら取り組むことができたと感じています。
-その中で特に印象に残っている出来事はありますか?
特に印象に残っているのは、有限会社ルズのM&Aプロジェクトです。
このプロジェクトでは、株式譲渡契約の調印にも立ち会い、最終的に買収に伴う資金決済が完了する瞬間まで一貫して関わりました。
その中でも、特に強く印象に残っているのは、創業から25年にわたり会社を経営されてきたオーナー様が、最後に事業への想いを涙ながらに語られていた場面です。
長年にわたって育ててこられた大切な会社を手放すこと。そして、これまで共に歩んできた仲間たちと離れること。
その決断には、外からは簡単には計り知れないほどの重みと想いがあるのだと、強く実感しました。
その姿を目の当たりにしたとき、自分は今、誰かの人生の大きな意思決定に関わっているという実感と、M&Aや事業承継が持つ社会的意義の大きさを強く感じました。
※有限会社ルズのM&Aに関するプレスリリースはこちら
やり切って、成果を貪欲に勝ち取った
-このような功績が認められ、MVPとROYをW受賞されましたが、率直な感想を教えてください
今回、MVPとROYをW受賞できたことは、率直にとても嬉しく思っています。
新卒1年目でMVPを受賞した前例はなかったため、まずはこの半期で確実にROYを獲得することを一つの目標として取り組んできました。
その中で、結果としてMVPもあわせて受賞できたことには、自分自身としても大きな達成感がありました。
ただ同時に、これは決して自分一人の力ではないことも戒めとして持っています。
裁量を持たせてくれる環境、全力でサポートしてくれる上司、新卒である自分を見守ってくれた仲間に囲まれたこと、そして何より恐れずに挑戦したことを評価・称賛してくれる文化があったからこそ、今回の結果に繋がったと感じています。
だからこそ、嬉しさと同時に、感謝と身の引き締まる思いを持っています。

-成果を出すことができた理由は何だと思いますか?
はい、Leo Sophia Groupの価値観を体現できたことが理由だと思います。
具体的には2つあります。
凡事徹底
大きな成果を生み出すうえで重要だと感じたのは、結局のところ、日々の小さな業務をいかに高い水準でやり切れるかだと考えていました。 そのため、日ごろから以下のようなことを強く意識していました。
▪ ツールを用いてタスクを見える化し、日次で上長とすり合わせること
▪ 資料を提出する際はチェックリストをもとにセルフチェックをしてから確認を依頼する
▪ 社内外の関係者と密に連携を取り、相互の状況を把握すること
▪ ミスが生じやすい業務はチェックリストを作成し、ミスやエラーを繰り返さないこと
華やかな成果ほど、実際にはこうした地道な積み重ねの上に成り立っていると考えています。だからこそ、基本的なことを疎かにせず、凡事を徹底することを大切にしていました。
木を見て森を見る
一方で、凡事徹底と同じくらい重要だと考えていたのが、「木を見て森を見る」という視点です。
業務を自分の担当範囲だけ、つまり「木=点」で捉えるのではなく、その業務が何のために行われているのか、
全体の中でどのような役割を果たしているのかという「森=線・面」を理解することを常に意識していました。
言い換えると、自分が担っている業務が、全体の中でどの役割を果たしているのか?を常に捉える必要がある、ということです。
なぜなら、どの仕事にも必ず前工程と後工程があり、プロジェクト全体の流れを理解せずに目の前の作業だけをこなしていては、本来達成すべき目的にたどり着けないからです。
例えば、依頼された資料をただ作成するのではなく、相手がどのような疑問を解消したいのか、何を意思決定したいのかまで考えたうえで、求められている内容をアウトプットすることを意識していました。
このように、日々の基本を高い水準で徹底することと、常に全体最適の視点を持って仕事に向き合うこと。 この二つを愚直に実践してきたことが、成果につながった理由だと考えています。
-内定者インターンとして入社した時と今を比べると、仕事への向き合い方にどのような変化がありましたか?
一番大きく変わったのは、仕事に対する責任の持ち方です。 インターン生時代は、依頼された業務を丁寧にこなすことは意識していましたが、どこかで「最終的には上長が確認してくれる」という甘えがあったように思います。
その結果、自分でも気づかないうちに、仕事の責任の一部を上長に預けてしまっていたと感じています。
この意識が大きく変わったのは、先ほどお話ししたM&Aのプロジェクトに関わったことがきっかけです。
資金調達という、プロジェクトの成否に直結する重要な役割を任せていただいたことで、自分のアウトプットに責任を持つという意識が強くなりました。
それ以降は、単に依頼された作業をこなすのではなく、自分が出す成果物がどのような意思決定につながるのか、その結果にどのような影響を与えるのかまで考えながら仕事に向き合うようになりました。
このように、インターン時代の「任された作業をこなす」という状態から、「自分の仕事として責任を持ち、成果を取りにいく」という状態へ変化できたことは、自分にとって大きな成長だったと感じています。

挑戦だけじゃない。“任される”から成長できる
-Leo Sophia Groupのどんな環境が、自身の成長につながっていると感じますか?
何より、挑戦させてくれる環境があることだと思います。
特に、今回お話ししたM&Aや資金調達の業務は、一般的な企業であれば経験や実績があって初めて任されるものだと思います。
しかし、Leo Sophia Groupでは、そういった重要なミッションにも、新卒であろうが早期から挑戦をさせてくれるカルチャーがあります。
ミスが許されないような重要な業務であっても、任せてもらえる環境と、それを支えてくれる上司や仲間の存在は、スピード感をもって成長していきたい自分にとって非常にありがたいものだと感じています。
加えて、打席数の多さも大きなポイントです。
一つの業務だけを任されるのではなく、複数の業務を並行して任せてもらえるため、自然と経験を積むスピードも、経験の質も上がっていき、自ずと担える業務幅が広がっていきます。
もちろんその分求められる仕事のレベルも高く大変さはありますが、実践の中で自ら考えて試行錯誤する機会が圧倒的に多いことが、自身の成長に間違いなく繋がっていると感じています。
-最後に、金融・ファイナンス領域への就職を志望している学生へメッセージをお願いします。
そういった方には、金融機関やFAS(※)のみならず、事業会社におけるファイナンス業務の面白さをぜひ知ってほしいです。
全ての企業に当てはまるわけではありませんが、金融機関やコンサルタントの立場では、企業変革への関与には一定の限界があるからです。
なぜなら、経営における重要な意思決定は、多くの場合その企業内でのみ行われるからです。
その点、事業会社であれば経営の当事者として経営に関与できます。
もちろんその過程ではたくさんの問題が露わになるわけですが、それらを外部の立場としてでなく、内部の人間として事業の中に入り込み、課題の特定から改善の実行まで関われる点も魅力的だと思います。
このように、自身が関わった意思決定が事業や組織の成長に寄与していくリアルな実感を得ることができることが事業会社でのファイナンス業務の特徴です。
こうした環境に入り、自身の成長だけでなく、事業や組織の成長にも貢献したい方と、ぜひ一緒に働きたいと思います。
※FAS(Financial Advisory Services):財務アドバイザリーサービス
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