『社員全員を経営者に育て上げる』大手商社出身のCFOが語る組織環境とは

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2024年1月に取締役CFOとしてLeo Sophia Groupにジョインした島崎。
大手総合商社~スタートアップ企業の経営戦略を経験した中で感じた今後の展望や、
経営目線のLeo Sophia Groupの魅力を伺いました。

※CFO(Chief Financial Officers):最高財務責任者

 


目次

  1. プロフィール
  2. CFOの経歴について
  3. Leo Sophia Groupとの出会い
  4. CFOが語る、Leo Sophia Groupの魅力とは


プロフィール

島崎 健志(しまざき けんじ)

東京大学工学部卒業、東京大学大学院工学系研究科修了。
新卒から10年間、大手総合商社に勤務。東南アジアを中心に都市開発領域における事業投資や現地法人の取締役などを歴任。
その後建設業界に特化したSaaS企業に入社。
累計約200億円の資金調達をしたスタートアップにて経営戦略策定、資金調達、M&A等を経験したのち、2024年1月にLeo Sophia Groupに取締役CFOとしてジョイン。


CFOの経歴について

―総合商社ではどのような業務をなさっていましたか

一言でいうと、事業投資です。
グローバルで見て、自社の持つアセットと組み合わせることで成長させることができる企業/プロジェクトを見つけ、投資を行います。
加えて、投資のみならず経営にも関与し、その企業あるいは事業の価値を向上させることで利益を得るビジネスモデルです。

当時、私は都市開発グループに所属しており、東南アジア担当として、フィリピン、ベトナム、インドネシア等の国を回り、先述したような投資プロジェクトの組成を担っていました。

投資案件の価値向上を図るために、自ら現地に赴くことも多く、インドネシアの都市開発会社に常駐し、4年ほどジャカルタに住みながら企業の経営にも携わりました。

―大手総合商社からスタートアップ企業に転身されたのはなぜですか?

「自分たちの作ったプロダクトで業界を変革しよう」と高い志を持っている会社で、そんな変革の瞬間に自分も当事者として立ち合いたい、と感じたことです。

転職先は、建設業界に特化したバーティカルSaaS企業で、経営戦略のポジションでジョインしました。
総合商社時代に事業投資とファイナンス周りは経験していたのですが、業界が違うので新しい知識も必要で、ほぼゼロからキャッチアップをし、3年間勤務をしました。

そちらでは、経営戦略、資金調達、新規事業の立ち上げ、M&A等、中長期目線で、企業成長のために必要な取り組みを一通り行いました。


Leo Sophia Groupとの出会い

―Leo Sophia Groupへの転職を決めた理由を教えてください

きっかけは、CEOの内木場さんとの出会いですね。
元々情報交換をしているエージェントさんがいて、内木場さんのことを紹介してもらいました。
そして実際にお会いして話をする中で、二つの要素から転職を決断しました。

一つ目は、彼の下で参謀として企業を大きくしていきたいと感じたことです。
というのも、私はいわば”参謀”タイプで、優秀な社長と組んで事業を大きくすることが好きなんです。内木場さんはまさにそういうCEOであり、一緒にこの会社を大きくしていきたいと感じました。

二つ目は、地方創生事業にずっと関心があったことです。

地方では、後継者不足により事業継続が難しい中小企業が多く、日本の大きな課題になっています。
私は、そうした企業に投資し、業務改善を行って価値向上を図り、地方に雇用を生むことを将来的にやりたいと考えていました。その思いを内木場さんに話したところ、Leo Sophia Groupではそれが実現できるという話になり、一緒にやろうと決めました。

―地方創生に関心を抱いたのは、何がきっかけだったのですか?

考え始めたのは、ジャカルタにいた5年前からです。
私自身も地方出身で、元々将来的には地元に恩返しできるような事業をしたいと考えていました。
地方経済の活性化のためには企業・産業の新陳代謝が必要で、それを進めるようなことができると良いな、と漠然と考えていた程度ですが。

そんな中、私が駐在していたジャカルタは、経済成長が著しい環境で、みんな仕事に対するモチベーションがすごく高く、活き活きと働いていました。ヒトが事業を創り、経済を動かしていくという、好循環を目の当たりにしたのです。

一方で、地元の状況と比較した時に、最大の違いは「ヒト」の部分であるとの仮説にいきつきました。優秀で熱い思いを持ったヒトと、資金をセットで投入することで、徐々に経済を好転させることができるのではないかと考えたのです。

―当時Leo Sophia Groupでご自身の夢を実現できると感じたのは、何を見て判断されたのですか?

内木場さんの経営者としての実績と人柄ですね。

話を進めるうちにLeo Sophia Groupの決算書と事業計画をいただき(笑)、読み込んだ結果、財務状況が良く、次の投資を仕掛けられる状態であることを確認しました。且つ、事業計画も全て拝見させて頂き、事業成長に対する戦略がしっかりと描けており、この状況で進捗すればさらに高みを目指せると感じました。

―現在はどのような業務をされているのですか?

取締役として、事業と会社の状態を把握し、CEOと共に重要な意思決定を行っています。
そのうえで、CFOとしては、ファイナンス戦略と、コングロマリットならではの強みを活かすためのポートフォリオマネジメント(※)を行なっています。更なる成長を目指す中期経営計画を達成するための基礎となる部分です。

また、個別案件の投資判断も日々行なっています。さらに、企業として正しい意思決定をするためには、”データを正しく使える”ことが重要であるため、そのためのデータ基盤を整えていくことにも注力しています。

加えて、コーポレート部長も兼務しているので、コーポレート業務全般のマネジメントも行っております。

(※)ポートフォリオマネジメント:事業を戦略的に組み替える経営のこと


CFOが語る、Leo Sophia Groupの魅力とは

―「挑戦し続ける事業家集団」という価値観や企業文化に対する考えをお聞かせください

Leo Sophia Groupには、事業家を生み出すための仕組み打席数がしっかりあると感じています。
事業が多いからこそ、一人一人が事業家として動かないと成立しない状況で、必然的にその機会を与えられているという状況です。

ただ、まだこの打席数の多さを活かし切れてきない状況だと思うので、社員全員が、もっと自分事として本気で結果を出す状態にして行きたい。そのための土壌を作っていきたいです。

私のミッションは、「本物の事業家と呼ばれる人たちを何人作れるか」だと思っています。
外部に出て勝負ができる事業家を一人でも多く創ることが私のやるべきことだと思っています。私もそこに全力でコミットします。

―最後に、この記事を読んでいる新卒学生や転職希望者へメッセージをお願いします

私個人としては、「将来的に自分は事業家・経営者になるんだ」という熱い意気込みを持っている方と一緒に働きたいです。

Leo Sophia Groupは経営者を目指す人にとっては、最高の環境です。
まず、打席数があって、挑戦する機会は平等に与えられています。
かつ、会社としても、社員全員を事業家・経営者に育て上げる事にコミットしたいという考え方を持っています。

従業員の成長にコミットし続けることは、意外と普通の会社では難しいんですよ。なぜならば、株式会社というものは、株主への還元(株主が求めるリターンを出すこと)を優先する必要があるからです。
一方で、Leo Sophia Groupでは現在外部株主がおらず、従業員への還元を何よりも優先するという意思決定ができます。

 

(1)経営陣が社員の成長にコミットし続けようと本気で考えていること
(2)そのための環境整備を実際に本気でやり続けていること

 

この2点はお約束できるので、そんな気概を持った方にジョインしていきたいと考えています!
こういう環境は本当にレアですよ!】ということを声を大にして伝えたいです(笑)

 

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