【マーケテイングリサーチ】バレンタインチョコのレベルは○○によって決まる?!女性200名に調査
近年ネット広告やSNS等でよく目にすることもあり、以下アンケート調査結果のように全国的に投資への意識が高まってきています。
本記事では、2024年から新制度がスタートした新NISAに関して全国の男女300名に調査したアンケート結果をご紹介します。
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【調査概要】
目次
全国男女300名を対象に行ったアンケート調査結果では、247名と8割以上は新NISAを認知しており、20名(1割未満)は旧NISAすら知らないという結果になりました。
9割以上の人は新NISAもしくは旧NISAを認知していることから、全国的にも認知度は高いことがわかります。
記述回答の中では「CMやTV特集・ネット広告等でよく目をするようになり、流行っている印象がある」という声も見受けられました。
また「経済面の不安、年金や給料だけでは老後資金を調達できない不安から自らリサーチし認知した」という声も複数上がっていたことから、全国的に将来的な金銭面の不安感が強まっていることも伺えます。
全国男女300名中、NISAを利用している人は177名という結果になりました。
NISAを認知していた280名の内、実際に利用に至った人が約6割いたということになります。
また未利用者に対し「NISAをやっていない理由」について調査した結果は以下の通りです。
上位3つをふまえると、やはり金銭的な余裕や投資に関する知見・高度なテクニックがなければリスクが高いと考えている人が多いようです。
「投資=収入に余裕がある人がやる」のような固定概念があり、少額から投資できるNISA制度自体への理解が未だ浅いことも可能性として考えられます。
NISA未利用者123名に複数回答可のアンケート調査を行ったところ、「収入が増えたら始める」を選択した人が65名と最も多く、「丁寧に教えてくれる人がいたら始める」と選択した人が49名と次いで多い結果になりました。
調査結果をふまえるとNISA(投資)自体にマイナスイメージを持つ人は少なく、単に調べたり口座開設・銘柄選定を行う手間が面倒という理由から始めていないだけの人が約6割以上もいることがわかります。
また、未利用者は否定的ではないものの受け身姿勢の回答が多いことから独学で主体的に調べている人が多いNISA利用者と相反しており、生涯でかかるお金に対する危機感の違いにより差が出ていると仮定できます。
つまり未利用者も子育てに係るお金・老後資金等のシミュレーションやNISAのメリットについて知る機会さえあれば、「収入が少ないからこそ早くに資産運用すべきだ」という利用者と同様の考えに変わる可能性があるでしょう。
始めた時期は「2024年から」が177名中43名(約24%)と最も多く、2023年以前に始めた人はいずれも年25名未満(15%未満)だったことをふまえると、一気に増えてきたことが読み取れます。
これは経済不安や投資に対する意識が全国的に高まってきていることだけでなく、新NISA制度スタートのタイミングで各媒体での周知が増え、認知する機会が多くあったことが背景として考えられます。
一方始めたキッカケに関しては「インターネット経由」が177名中80名と最も多く、44名と次いだ「知人・友人などの紹介」と大きく差がついています。
PCやスマホで誰でも気軽に欲しい情報を検索できる現代においてはテレビ・紙媒体の需要は低下してきており、プロダクトの認知を高めるためにはネット広告やSEOの活用がより重要であるため、ネット上での認知拡大に力が入れられていたと考えられるでしょう。
全国男女300名(NISA利用者177名、未利用者123名)へ新NISAのどの投資枠を選ぶか調査したところ、「積み立て投資枠」が181名と約6割を占め、次いで「併用」が83名と約3割、「成長投資枠」は36名(約1割)と大差がつく形となりました。
記述式回答によると、まとまった資金がなかったりリスク軽減し着実に利益を得たいという理由から「積み立て投資枠」を選択する人が多く見受けられました。
また「併用」を選んだ人の中には、「非課税枠が多く使えるから」や「少額で着実に投資しつつ、まとまったお金ができた時に一括投資するのが最も効率が良い」と答える人も。
このことから、NISAの仕組みや銘柄の選定・投資タイミングについて理解が深く資金に余裕がある人ほど、年間投資枠を最大限使える併用を選択する人が多いということがわかります。
一方で、高齢者や安定した収入の確証がない人は、最速で恩恵が得られる「成長投資枠のみ」を選択している傾向にありました。
新NISAは、老若男女それぞれの生活背景・リテラシーに合わせて柔軟な選択しやすい制度とも言えるでしょう。
NISAを始めるにあたり選んだ口座について177名へ調査したところ、102名(約5割)が「楽天証券」を選択し、56名(約3割)が「SBI証券」、残り34名(約2割)がその他の口座を選んでいました。
その他を選択した人の中では地方銀行の9名が最も多く、それ以外は「ゆうちょ銀行」や「paypay銀行」等が挙がるものの、各1~3名と少数の結果となりました。
3位以降と大差がついた楽天証券とSBI証券はどちらもネット証券という共通点があり、銘柄の取扱数の多さや最低積立額の安さ・ポイントサービス・株の取引が可能であること等が人気の要因として考えられます。
特に楽天証券は楽天市場・楽天モバイル・楽天ペイ・楽天カード・楽天トラベル等、日頃から楽天グループのサービスに触れる機会が多く、日常的に楽天ポイントを貯めている多くのユーザーがポイントサービスのお得さや親しみから選んでいることも想定できるでしょう。
つまり口座選びおいて重要なことは、手続きの簡単さ(ネット完結)・お得感(特典)・信頼感(認知度の高さ)であると言えます。
177名のNISA利用者へ選んだ銘柄について調査したところ、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が66名と最も多く、次いで「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が38名という結果となりました。
その他には「楽天・プラス/楽天・インデックス」シリーズを選ぶ人が14名、「その他eMAXIS Slimシリーズ」を選ぶ人が13名、たわらノーロードシリーズを選ぶ人が4名、それ以降はNTTなど国内の銘柄から海外のインデックスファンドなど疎らな回答が目立ちました。
この結果から、三菱UFJアセットマネジメントが提供する「eMAXIS Slimシリーズ」が全国的に人気であることが読み取れます。
選ぶ人が多い=利益が出ている人が多いと考えられ、且つ業界最低水準の運用コストを目指していることもあり、投資の知見が浅い人ほど最初に選びやすいことが想定できます。
NISA利用者177名へ年間投資額について調査したところ、「15万円以上~50万円未満」が47名(約3割)と最も多い結果になりました。
1番人気の積み立て投資枠で毎月投資していると仮定すると、「月12,500円~42,666円」を投資している人が多いと考えられます。
また、約8割以上が「150万円未満の年間投資」をしていますが、これは「つみたて投資枠のみの場合は年間投資枠が最大120万円まで」であることが要因だと想定できます。
中には成長投資枠を利用して300万円以上投資している人もおり、併用してできる限り年間投資枠を使い切り、非課税の恩恵を最大限受けようとする人も見受けられます。
調査結果をふまえると、まずは少額から低リスクで積み立てのみスタートし、成果が出始めてから可能な限り投資額を増やしたり成長投資枠と併用していく道筋で、資産運用を軌道に乗せていくケースが考えられるでしょう。
NISA利用者177名へ「2024年に投資額を変更したか」についてアンケートを行ったところ、いいえと回答した人が104名(約6割)となり、はいを選んだ人と僅差の結果となりました。
記述回答をみると、いいえを選んだ人の中では「金銭的余裕がない」という声が最も多く、「既に最大枠利用している」や「始めたばかりだから」という人も数名見受けられました。
はいと回答した人においては増額した人が圧倒的に多く、「給与が上がったから」や「新NISAがスタートし投資額の上限が上がったから」という回答が目立ち、中には「ポイントも投資できるから」と回答した人も。
逆に減額した人においては少数で、「まとまった資金が必要となり減らした(病気、海外留学、家の購入等)」や「値上がりにより普段の支出が増えたため」という声が挙がっていました。
調査結果をふまえると、給与アップなど金銭的余裕さえあれば積極的に投資額を増額する人(成果が出ており投資に前向きな人)が多く、新NISAについても主体的に調べている人が多いことがわかります。
NISA利用者177名へ現在の評価損益について調査したところ、「+13~14%」が53名(約3割)と圧倒的に多いことがわかりました。
尚、53名が選んでいた銘柄は以下の通りです。(※アンケート回答記述の原文ママ)
この調査結果から約9割以上の人が元本割れしていないことが読み取れ、NISA利用者が増加傾向であることや口コミで広まっている要因の1つとも言えるでしょう。
また、利益が出ている人が約9割以上いたこともあり、「投資額を増やしたい」と考えている人が約7割いました。
収入が増えたり年間投資枠の上限が上がる機会があれば、さらに増額して投資する人が増えることが予想されます。
NISAに関する情報収集においては、インターネット経由が146名(約5割)となり、次ぐSNS経由(約2割)と比較して大差がつく結果に。
スマホ社会である現代ならではの結果となり、最速・無料・簡潔に情報収集できる要素の強い2つが上位となりました。
本や人に聞く場合は1個人の主観が強いうえに比較母数が少なく時間も費やす一方で、インターネット上では最新の情報を気軽に比較検討できるため、口座・銘柄選び等がしやすいことが予想できます。
また、誰でも気軽に情報を発信できる現代においては誤情報に触れる機会も少なくなく、情報の取捨選択が重要であると理解している人が多いからこそ、より多くの母数で比較検討できる手段を選ぶ傾向にあるとも考えられます。
NISA利用者177名に調査したところ、始めた方法として最も多かったのは「独学」で、約7割以上を占めていました。
インターネット上で情報収集しネット証券を選ぶ人が多かったことから、主体的に独学で調べてネットで全てを完結している人が多いことがわかります。
NISA未利用者の中には「難しそう」「面倒」「手間」で始めていないという声もありましたが、実際には多くの人が独学でネット上で始められる気軽さがあるとも言えます。
一方でその他を選んだ15名の中では、「銀行の窓口で始めた」という人が最も多く見受けられました。
まずはネット上でリサーチのうえ、どうしても口座開設や銘柄選択などの手順がわからないという場合には、銀行員や友人・知人へ相談してみるとよいでしょう。
NISA利用者177名へのアンケート調査の結果、「おすすめできる」と回答した人が165名と9割以上となりました。
理由としては、「実際に利益が出ているから」「お金を増やすには一番近道」「銀行へ預けるよりも得を感じる」「非課税というメリットがあるから」等という声が多く見受けられました。
このような声から、近年の経済不安や年金問題などから金銭的な不安感が募り、昔のように銀行の高金利や年金受給に頼る考え方から、個人個人が主体的に資産運用していかなければ老後資金が貯められないという危機的な意識が高まっていることも背景として読み取れます。
NISAを辞める時の理由としては、以下のような声が多く挙がっていました。
多くの人は、病気や損失などトラブルが起きない限りは老後資金として使用するまではNISAを続けようとしていることがわかります。
このことから、短期的な娯楽目的でギャンブルのような感覚ではなく、中長期的な生活費の貯蓄目的で堅実な人ほどNISAを利用していると言えるでしょう。
今回の新NISAに関するアンケート調査結果から、資産運用に関する意識が全国的に幅広い世代において高まってきていることが浮き彫りとなりました。
これは近年の経済不安や年金問題などから金銭的な不安感が募り、昔のように銀行の高金利や年金受給に頼る考え方のままでは生活していけないという危機感が強まっていることが読み取れます。
今後は老後資金を貯めるために個人個人が主体的に動き、資産運用をしていくことが当たり前の世の中に変わっていく可能性が示唆されます。
資産運用の手段の1つである新NISAは「積み立て投資枠」「成長投資枠」「併用」の選択肢があることから、多様な目的に合い幅広い世代の人に利用されていることが本記事を通してわかりました。
新NISAの認知はインターネットやSNSを中心に金銭面に危機感を持つユーザーへ拡大し続けており、時代の流れに沿うお金の管理をしていくためには現代においてネット上での定期的なリサーチは必要不可欠であると言えます。
しかし安易にネット上全ての情報を鵜吞みにせず、複数の情報を客観的に比較したうえで取捨選択し、より堅実な道筋を見つけていくことが大切です。
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