未経験から事業責任者、そしてMVPへ【2023年度上半期MVPインタビュー】

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2023年7月31日に開催した2023年度夏季総会で見事上半期MVPに輝いた木村さん。営業職から未経験で人事職に就き、今では責任者を務める木村さんに、MVPに至るまでの話や仕事を頑張る秘訣などを伺いました。

人事広報 山下

 


目次

  1. プロフィール
  2. 未経験スタートから事業責任者へ。これまでの経歴
  3. MVPを受賞して
  4. この半期を振り返って思うこと
  5. ここまで頑張れる理由とは
  6. 日々大切にしていること
  7. 今後の目標、これから進む未来とは


プロフィール

木村透(きむらとおる)2021年入社。
ハウスメーカー営業、電機メーカー営業を経て、Leo Sophia Groupで初めて人事に挑戦。25新卒の母集団形成において昨年対比242%等、採用戦略の考案から戦術の実行までチームを主導した成果が評価され、2023年夏季MVPに輝く。


未経験スタートから事業責任者へ。これまでの経歴

ーこれまでの経歴と現在の業務内容についてお聞かせください。

ハウスメーカーと電機メーカーでの営業職を経て、2021年3月にLeo Sophia Groupに入社しました。当時面接していただいた方から、傾聴力であったり、計画通りに遂行する実行力であったりを評価していただいて、これからもっと強化していきたいという方針にあった人事部(現HR)に未経験ではありながらジョインしました。

入社してから新卒採用や中途採用など採用業務に主に従事していましたが、2023年9月からはHRの責任者として、人材の採用、教育育成、人事制度の企画設計や運用に関するHR業務全般を担っています。

現在HRは、私と採用担当2名と採用アシスタント2名の計5名と、業務委託の方で組織されています。教育育成・人事制度については、事業部長陣とともに各プロジェクトを通じて実行しています。

HRメンバーとの打ち合わせの様子


MVPを受賞して

ーMVPに選ばれた時に感じたことを教えてください

Leo Sophia Groupで初めてHR採用チームとしてMVPに選ばれたことが率直に、とても嬉しかったです。同時に、周囲への感謝も深く感じました。

というのも、HRの業務は経営陣や各事業部、HRメンバー等、本当に多くの方々の尽力なくしては成果を最大化させることが出来ないからです。

1人の人材を採用するだけでも、採用戦略を考え、選考を共に進めてくれる事業部の方々、応募から入社まで凡事徹底して丁寧に対応してくれるHRアシスタント、面接活動や各案件の進捗管理を行う採用担当、より良い採用活動にしていくための提案をくださる経営陣など、一言に「採用」といっても本当にいろいろな人に支えられているのがHRの業務です。

多くの部署で弛みない努力を積み重ねていることをHRとして十分理解しているからこそ、そんな中でも今回採用チームがMVPを獲得出来てとても嬉しかったですし、改めてHRメンバーや同僚、支えてくださった多くの方々へ感謝だなーと思ったというのが、やはり一番の感想です。


この半期を振り返って思うこと

ーこの半期を振り返って、何が最も印象的でしたか?

そうですね、一番はやはり新卒採用におけるサマーインターンシップです。この半期で行った一大イベントでもあり、私が最も苦労したことだと思います。

ーどんな苦労があったのでしょうか。

様々ありましたが、一番はサマーインターンシップの参加率を向上させることですね。

Leo Sophia Groupの新卒採用の選考として、今期は計5回のサマーインターンシップイベントを開催しました。Leo Sophia Groupのインターンシップは通過率わずか0.7%と、難関を突破した優秀な学生が集う一大イベントです。

今季のサマーインターンシップの様子

にも関わらず、キャンセルが多かったり、当日現れない方がいたり。実はインターンシップ初回および二回目は予定していた参加者数を大幅に割ってしまい、散々な結果でした。参加いただいた方にはアンケートにご回答いただくのですが、それを見るとインターンシップに対する期待値が想像以上に低くて。

サマーインターンシップを無事に開催することに傾倒していましたが、何よりも「サマーインターンシップに絶対行きたい」と思ってもらえるような施策が急務だと痛感しました。

そこからは怒涛の日々でしたね。

参加者アンケートの数値や定性的な回答を分析したり、メンターとして参加した社員からの改善案を詰めたり、とにかく徹底的に改善点を洗い出しました。そして参加率向上に最も大きなインパクトを与えると仮説立てた重要アクションに基づき、施策を実施しました。その他にも、インターンシップの定員数を見直し、そこで生まれた参加枠へ呼び込むために新しいイベントを企画しました。

(左)実際に使用した数値分析
(右)施策として実施したチャットメッセージ

終わってみれば、当初想定していた人数より1.5倍もの方々にご参加いただくことが出来ました。時間も人的リソースも限られた中で選択と集中を行って目標を達成出来たことは、大きな成果だったと思います。本当にたくさんの方々の協力を得た上でしっかり成果を出せたことが何よりもホッとしました。

その他にも色んなアクシデントがありました。開催前日に台風が上陸したために開始時間を2時間後ろ倒しにしたり、遅れて参加いただく方向けにオンライン中継を行う体制を当日急遽整えたり。とにかく今期のインターンシップはバタバタしましたが今となっては良い思い出です(笑)

苦労もありましたが、たくさんの方々の協力を仰ぎながら、より効果的な戦術を選び実行したことで目標を達成することができ、諦めずに行動し続けて良かったと思っています。

運営側で改善点を話し合う姿


ここまで頑張れる理由とは

ーここまで仕事を頑張れるモチベーションは何ですか?

HRとして、自分の仕事の成果が事業の成長に繋がり、その事業の成長が社会へ提供する価値を最大化させていく。その良いスパイラルのはじまりとなる仕事に就いていることが、私の何よりのモチベーションです。

HRの仕事は採用や教育など一見すると事業成長にはあまり直接的に関わり合いがないように思われ、業務として「点」で捉えられがちです。

ただ実際には、誰か1人採用することで、組織・事業に良い変化が起きるだろうし、もちろん入社いただく方の人生も変わっていくと思います。

私の採用によって起きた変化が、組織や事業の成長に繋がり、サービス・プロダクトがこれまで以上にグロースすれば、その先にいるエンドユーザーの人生をも変える可能性を秘めている。このように一見して「点」に見える採用が、実は大きなスパイラルを生むはじまりになっていること、これが私が思う採用業務の魅力であり、仕事のモチベーションにもなっています。

ー今までそういうご経験があるんでしょうか?

ありますね。今でも忘れられない仕事は、2021年に店舗開発事業が立ち上がるタイミングで、現事業部長を務めている人材を迎え入れることできたことです。

これは「エグゼクティブクラスの人材の採用がうまくいった」という「点」に見えてしまいますが、その人材の採用によって現在は約200名が所属するLeo Sophia Groupでも核となる事業部に成長し、そこに携わる多くのメンバーの人生を好影響を与えることのできた案件としてみることもできます。

また、その先に現在ではサービスを利用してくださる約7,000名(2023年9月末時点)の会員様がいらっしゃり、そういった方々のQOLを向上させることにも繋げられたと感じています。

もちろん採用だけでなく、人材の教育育成や、組織のカルチャーづくり等、良いスパイラルを生み、育てるのがHRの使命でもあると考えているので、改めてHRの業務から最大の価値を生み出し、その価値が広まり、提供した価値の総和をどんどん大きくしていけること、これが私の何よりのモチベーションですね。


日々大切にしていること

ー日々の仕事の中で大切にしているマインドや行動はありますか?

はい、3つあります。

1. 経営目線を持つこと
HRは企業や組織の成長のために存在します。逆を言えば、経営や各組織が日々何を考え、何に悩み、何を成し遂げようとしているのか、これらを把握しないとその存在意義を果たせないと思っています。
だからこそ、日々のコミュニケーションからでも各事業の状況をつぶさに把握し、それによりHRの活動を柔軟にシフトさせることに留意しています。

2. 貪欲に成果を勝ち取ること
HRは、直接的に売り上げや利益を追うセクションではありません。が、経営や組織の成長にコミットする役割を担っている以上、出すべき成果が様々あります。ここにどれほどこだわれるか、考え抜けるか、行動し続けられるか、難しい点は本当にいろいろとあるのですが、常に忘れないよう意識している点です。

3. 凡事徹底
天才を超えられるのは、凡事を非凡にできる凡人です。私自身も、特に元から頭がいいわけでも、何か特別な才能があるわけではないです。
チームのみんなと、日々やるべきことをおろそかにせず凡事を徹底すること。その先に大きな成果が待っているのではないかなと考えています。

Leo Sophia Groupの価値観にも掲げられていることも多いのですが、会社が掲げる価値観だからというより、自分でもこの価値観に本当にフィットしていると思いながら日々の業務に取り組んでいます。この3つを意識してきたからこそ今の自分があると思っていますね。


今後の目標、これから進む未来とは

ー今後の目標を教えてください。

短期的には、25新卒採用において、未来の事業家13名にLeo Sophia Groupにご入社を決めていただくことですね。特に新卒の学生の方々は、人生をかけて必死に一社目を選ばれますし、魅力的な企業が数多くある中で、共にパートナーシップを組んで成長できる「日本の宝」をより多く迎え入れることにこだわってやっているところです。

中期的には、社員の教育育成に注力していきたいと考えています。新卒社員に対しては、人生をかけて選んでもらった企業側としてのある種の責務だとも思っていますし、中途入社の社員、既存社員に対しても、Leo Sophia Groupにいることが、その社員の自己実現や、理想のキャリアにつながったり、人生の多くの時間をかける場所としてベストな環境や仕組みを整えていきたいなと思っています。

長期的には、これは私の野望でもあるのですが、「日本の人事制度を変えたい」と考えています。

というのも、私は1社目2社目を日系大手の企業でキャリアを積んだのちにLeo Sophia Groupに入社したのですが、ベンチャー企業の意思決定プロセスの明快さ、スピード感には入社当時とても驚き、その有用性を身をもって体験してきました。

そういった要素を、もともと優れた技術力やブランドのある大手企業等で取り入れることができれば、日本の国力の強化や、経済の発展に大きく寄与するのではないかな、と考えています。

実現するには、大きなハードル、困難な障害を数々越えていかなければ成し遂げることはできないので、かなり大きな夢ではあるのですが、今後のキャリアの中でもし実現が出来たら、死ぬ間際に「ああ、やり切った人生だった」と思えるのではないかなと考えています(笑)


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