Leo Sophia Groupが開催する新規事業立案コンテスト「NextChallenge」。今回で3回目を迎え、10月27日にはNextChallenge2023のファイナルプレゼンが開催されました。総勢15チームがしのぎを削った今回。最終的に4チームが約200名と審査員6名の前で堂々たるプレゼンテーションを行ないました。今回はその模様をレポートします。
人事広報 山下
目次
NextChallengeとは
NextChallenge、通称ネクチャレ（以下ネクチャレ）とは、Leo Sophia Groupが2019年から始めた新規事業立案コンテストです。今回で3回目を迎え、今回もRENTRACKS様と共に、2社合同イベントとして開催しました。
このコンテストは「日本の未来を創る、善き挑戦者を⽣み出す器となる」というLeo Sophia Groupのミッションを体現すべく、事業家育成プログラムの一環でもありながら、同時に未来の柱となる事業の創出を目的とした「事業」×「人材」の両側面の期待が込められたLeo Sophia Groupの一大イベント「です。
どれだけ革新性や創造性に富んだ事業アイデアだとしても実現なし得ない、利益の出せない事業ではただの思いつきに過ぎません。このネクチャレでは「未来の柱となる事業」を期待しているため、様々な市場における新たな可能性を探る一方で、審査においては「収益性」と「実現可能性」が最重視されます。
今回の出場者たちも、顧客への価値提供を通じてどのように高い収益を上げるのか、また事業をどうやって実現させるのか、これらを徹底的に詰めた事業プレゼンを行いました。
一次選考からファイナルプレゼンまでの道のり
NextChallenge2023が開催概要が公表されたのは2023年4月。そこから下記の通り進めてきました。
- 8月17日 一次選考 書類審査
- 9月20日 二次選考 オンラインプレゼン審査
- 10月27日 ファイナル 約200名の社員と6名の審査員の前でプレゼン審査
このネクチャレはこれまでの経験を一切問わないため、ビジネスコンテストに出場すること、そもそも事業立案することの経験も少ないメンバーも多い中で、それでも今回は15チーム、39名ものメンバーが名乗り上げてくれました。
一次書類審査を勝ち抜いたのは8チーム、そして二次審査のオンラインプレゼンを勝ち抜いたのが4チーム。
非常に狭き門を勝ち抜いた4チームの精鋭達が、6名の審査員とLeo Sophia Group、RENTRACKS様社員あわせて約200名程度の前で事業立案プレゼンテーションを行いました。
NextChallenge2023ファイナル開幕！
NextChallenge2023のファイナルプレゼンは10月27日に200名収容のHakuju Hallにて行いました。
今回のネクチャレでは1チーム30分間のプレゼンが行われました。どのチームも30分間を上手くマネジメントし、収益性や実現可能性の他にも、なぜこの事業をやりたいと思うのか事業に対する想いやこの事業から生まれるであろう未来を語りました。
特徴的なスライドと語り口で聴衆を引き込むプレゼンがあったり、プレゼン冒頭に様々な数字を参加者に投げかけるような参加型のプレゼンがあったり。どのチームも考え抜かれたプレゼンが披露され、聴衆者達も真剣なまなざしでプレゼンを見守りました。
プレゼンの後には審査員による質疑応答が行われました。
今回はRENTRACKS様、Leo Sophia Group各代表2名の他、165社にも上る企業の上場を支援された実績をお持ちの方や、数十億円で株式譲渡するなど数々のM&Aを成功に導き現在エンジェル投資家としてご活躍されている方など、多方面で実績を残されている4名にも加わっていただき、過去最多の総勢6名による審査が行われました。
審査員の方々のこれまでのご経験から繰り出される質問にも、落ち着いて答えるプレゼンター。ただ聞かれたことに答えるだけでなく、そう考える背景や根拠も伝えて行くことで、質疑応答の時間にも自分たちの事業をアピールしていく姿が印象的でした。
各方面でご活躍されている方々から直々にいただける質問と激励は、プレゼンターにとっても非常に良い機会になりました。
また今回のネクチャレでは、参加者達からもリアルタイムで質問を受け付ける取り組みにトライしました。
参加者からはスマートフォンやPCを使って、プレゼン中でも気になったことをバシバシ送っていただき、質疑応答時に「参加者からの質問」としてプレゼンターに投げかけました。
審査員だけでなく、参加者も質問を投げかけることでより一体感を持ってプレゼンに臨めた今回。質疑応答が終わると、各チームへ参加者達から大きな拍手が贈られました。
栄光は誰の手に？
そして、全チームのプレゼン終了後には、各チームへのインタビューが行われました。プレゼンを終えられたことで緊張から解放されたのか、少しずつ笑顔が増えるプレゼンター達。
実はこの裏では、審査員の方々が控室で熱心にディスカッションを交わしていました。最重視される収益性や実現可能性の他にも、審査員自ら立案された事業をやろうとした時のご経験や社会貢献性等、短時間で審査にまつわる様々なディスカッションが行われました。そして最終的に審査員全員で合意形成し決まったグランプリと準グランプリの発表です。
プレゼンター達も緊張の面持ちで発表の瞬間を待ちます。
そしてついに結果発表の時を迎えます。
まずは準グランプリ「しなとら」！！
酵素風呂事業を提案したしなとら。このチームを率いた竹内のスピーチではグランプリが獲れなかったことの悔しさと、ずっと頑張ってきたメンバー、そして今まで支えてくれた周囲の方々への感謝の言葉を口にしました。
前回のネクチャレを見た時からずっとネクチャレに挑戦しなかったことを後悔していたこと、今回この3人でネクチャレに参加しここまでやってこれて、どの瞬間も楽しくて仕方がなかった、挑戦することが出来て本当に良かった、という想いを語りました。
そして栄えはるグランプリは！
non titleの5名が勝ち取りました！前回大会でグランプリを獲得したチームの部下でもある5名。プレッシャーを跳ね除け、その名に恥じない栄光を勝ち取りました。
おわりに
総勢15チーム39名が名乗りを上げ、最終的にnon titleの5名がグランプリを勝ち取った今回のNextChallenge2023。ファイナルプレゼンの舞台にはたった4チームしか上がれませんが、応募したどのメンバーにも様々な成長が得られた機会になったのではないかと思います。
NextChallengeは事業の成長だけでなく、人としての成長も目的としたLeo Sophia Groupにとって非常に大切なイベントです。
喜び、悔しさ、覚悟。出場したメンバーにも、今回のネクチャレを見ていた参加者にも、様々な感情が芽生えたことと思います。次回のNextChallenge、次なる挑戦者たちにも期待しています！
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