ブランディングとは?意味や目的をわかりやすく解説!成功事例で学ぶ活動の基本も紹介
CTR(クリック率)とはWebマーケティングで使われる用語で、表示された広告がクリックされた割合を数値化したものです。
ユーザーが広告を開かなければ収益には繋がらないため、Webマーケターなら誰でもCTRの数値を上昇させたいでしょう。
Googleの評価を高めて現状よりも上位の検索順位に食い込めば、自社広告のCTRも上げることができます。
そこで本記事では、創業から10年間SEO運用をしている弊社がCTRに関する下記の内容をまとめました。
CTR及びSEOとの関係性に関する知識を深め、担当している自社メディアの具体的な改善戦略を検討しましょう。
CTRを上昇させるには複合的な対策が必要となるため、決して簡単ではないですが、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
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目次
CTRとはWebサイトやSNSに広告が表示された回数に対して、特定のリンクがクリックされた割合のことです。
広告が表示された人の中で、どのくらいの割合の人が商品やサービスに興味・関心があるのかを判断できます。
CTRは下記の計算式で求めることが可能です。
CTR=クリック数÷表示回数×100
例えば表示回数が2,000回でクリック数が20回の場合、計算式は「20÷2,000×100」となり、CTRは1%ということになります。
運営サイトのCTRは、Google Search Console(グーグルサーチコンソール)から確認可能です。
表示画面ではサイト内のページや検索クエリ(検索キーワード)など、様々な条件でCTRを確認できます。
期間ごとに細分化することもできるため、夏期間と冬期間でのCTRの違いなども比較可能です。
ツールを使用して分かったCTRの結果から、検索順位を上昇させるための戦略を立案しましょう。
平均CTRを広告別に比較したところ、比較的SEO(Google検索)の平均値が高いことが分かりました。
広告施策 | 平均CTR |
SEO | 1.6~39.8% |
リスティング広告 | 1.2~2.1% |
SNS | 0.98% |
検索したキーワードに沿ったコンテンツが表示される仕組みから、他の広告媒体に比べて元々ユーザーの温度感が高いためと考えられます。
またSEOには、CTR以外にもマーケティングに適した下記のような特徴があります。
ターゲット | コスト | 期間 | 資産性 | |
SEO | 潜在層~顕在層 | ◎ | △ | ◎ |
リスティング広告 | 準顕在層~顕在層 | △ | ◎ | △ |
SNS | 準顕在層 | △ | 〇 | △ |
メインとするキーワードによって幅広い層のターゲットにアプローチできるほか、効果を感じるまでに時間はかかるもののコストを抑えながら資産性を高められます。
上位掲載を獲得するほどユーザーの目に触れる機会が増えてCTRも上昇するため、戦略次第でCVを狙いやすい施策だと言えるでしょう。
下記では、2024年の業界別平均CTRを数値が高い順に並べました。
業界 | 平均CTR |
芸術とエンターテイメント | 13.04% |
旅行 | 10.16% |
スポーツとレクリエーション | 9.66% |
不動産 | 9.20% |
レストラン&フード | 8.68% |
自動車 — 販売中 | 8.58% |
パーソナルサービス | 7.95% |
ショッピング、コレクターズアイテム、ギフト | 7.81% |
金融・保険 | 7.71% |
動物とペット | 7.39% |
健康とフィットネス | 6.88% |
美容・パーソナルケア | 6.79% |
キャリアと就職 | 6.79% |
医師と外科医 | 6.73% |
家具 | 6.50% |
教育と指導 | 6.21% |
アパレル / ファッション & ジュエリー | 6.13% |
工業・商業 | 5.83% |
自動車 — 修理、サービス、部品 | 5.69% |
ビジネスサービス | 5.62% |
住宅と住宅改修 | 5.59% |
歯科医と歯科サービス | 5.38% |
弁護士および法律サービス | 5.30% |
※参照:LocaliQ
芸術・エンターテイメントの平均CTRが13.04%と高めな数値に対し、弁護士・法律サービスのCTRは5.30%と低い結果になっています。
広告媒体により上下しますが、ご自身の業種の平均CTRを確認して運営サイトと比較してみてください。
下記では、Webサイトを運用しているSEO担当者におすすめの検索CTRを改善する方法をまとめました。
事業の収益を伸ばすために、自社メディアのCTR向上を目指している人はぜひ参考にしてください。
関連記事: 【オウンドメディア改善】課題に適した最適な施策を解説
サイト内で掲載するコンテンツの質を高めて検索CTRの改善を目指しましょう。
ユーザーが満足する良質なコンテンツを多く掲載することで、検索エンジンの評価も高まり順位の上昇に繋がります。
コンテンツを作成する際は、有益で価値がある・役立つ情報を盛り込むことが大切です。
下記では質を高めるために意識すべきポイントを一部ご紹介します。
メインとするキーワードは、1コンテンツに対して1つに絞った上で、関連キーワードを盛り込むのがおすすめです。
関連性の低いキーワードを1つのコンテンツにまとめてしまうと、統一性がなくユーザーが内容を理解しにくいため、方針が違う話題は分けて作成してください。
Googleはキーワードに対して網羅的な記事を高く評価しますが、多く取りすぎると記事内容が重複し、カニバリ(※)が発生する恐れもあるため注意しましょう。
※自社サイトの複数ページが同じ検索結果で表示されること
また実際に体験した情報や下記のような集計アンケートなど、他にはないオリジナルの工夫も、上位掲載及びCTR向上に繋がります。
ユーザーが分かりやすい言葉・表現を使用し、PREP法で伝わりやすい文章を作成するのもポイントです。
PREP法とは、相手に分かりやすい文章や構成を作るための手法です。
下記それぞれの頭文字を取りPREP法と呼ばれています。
WebサイトからのCVを狙うなら避けては通れない道のため、まずは良質なコンテンツを制作した上で他の改善策を試していきましょう。
弊社では下記のようなレギュレーションを作成し、コンテンツにより品質がバラつかないように運用しています。
関連記事: 【具体的に紹介】検索順位を上げる秘訣を解説
リライトのやり方について詳しくはこちら!関連記事: 記事を効果的にリライトするやり方・コツを解説!具体的な改善方法やSEO施策も紹介
ユーザーが最初に目にするのはタイトルのため、ペルソナの興味や関心を惹く訴求を考えましょう。
タイトルを改善する上で重要なポイントは下記です。
表示形式 | 例 |
検索ユーザーのターゲットを明示する | 初心者向け・上級者向けなど |
具体的な数字を盛り込む | 5つのポイントを解説など |
最新情報をアピールする | 2025年にスタートする新しいサービスなど |
網羅的なことをアピールする | ~まとめなど |
誰でも簡単にできることを盛り込む | 誰でも簡単に始められる趣味など |
疑問文にする | なぜ日本は給料が増えないのか?など |
記号を使う | CTRが上昇しない理由とは!など |
また「老後に貧乏になりたくない方は…」など、ネガティブな情報も盛り込むと効果的な場合もあります。
ユーザーが危機感を感じ、”読まないといけない”とサイトを開く可能性があるためです。
ただしネガティブ過ぎる表現はGoogleからペナルティをもらう場合もあるので、不安を煽り過ぎるワードは使用しないように注意しましょう。
タイトル下に表示されるメタディスクリプションの内容見直しも、検索CTR改善の手段として有効です。
記事の内容を簡潔にした説明文があればインデックスする際、Google側にコンテンツの内容が伝わりやすくなります。
対策ワードを交えながら、ユーザーが開きたくなるような訴求を考えましょう。
関連キーワードが含まれるか確認した後、記事内容が分かりやすく説明できているか確認してみてください。
また文字数が多いと検索結果に全て表示されないため、使用するデバイスによるものの、80文字前後がおすすめです。
自分が現在抱える悩みや課題を解決できたり有益な情報を知ることができれば、評価も高くなり検索CTRの改善に繋がるでしょう。
前提リッチリザルトとは、検索した時に表示されるタイトルと要約テキスト以外の情報を指します。
構造化データの活用により検索結果に表示でき、「リッチスニペット」とも呼ばれます。
詳細の情報を得られるため、ユーザーにも検索エンジンにもメディアの信用度を高められるでしょう。
リッチリザルトの表示形式のタイプは下記の通りです。
表示形式 | 詳細 |
サイトリンク | 検索結果ページ内にあるリンク |
画像・動画 | 検索ページ内にある画像や動画 |
FAQ | 検索結果ページ内にある質問と回答 |
商品情報 | 検索結果ページ内にある商品の 「価格」や「評価」などの詳細情報 |
店舗情報 | 検索結果ページ内にある店舗で 提供する料理の「価格」や「評価」など |
イベント情報 | 検索結果ページ内にあるイベントの 「日時」「場所」などの詳細情報 |
料理レシピ | 検索結果ページ内にある料理の 「材料」や「レシピ」など |
リッチリザルトを上手く活用することで検索ユーザーに興味を持ってもらいやすくし、CTR向上を目指しましょう。
サイト内で画像を積極的に使用することも、検索CTRに良い影響を及ぼします。
画像も記事と同様に質が高く評価された順に表示されるため、コンテンツの順位がくすぶっていてもユーザーの目に触れる機会が増えるためです。
画像検索のタブを見た時に、ページ内容が簡単に理解できる画像を何気なくクリックする可能性もあります。
画像を挿入する時は、クローラーに内容を伝えるため必ず名前とalt属性を設定してください。
またエラーで画像が反映されない場合も、設定しておけばタグが出るため何の画像か伝えられる点もメリットです。
下記では、運営サイトの(クリック率)を上げるコンテンツの内容・設定とは別軸の方法をまとめました。
A/Bテストツールはデザインやバリエーションが異なるコンテンツを比較テストし、どちらがユーザーに好まれるのか分析できるツールです。
例えば、見出しの違うコンテンツを配信してどちらがユーザーに効果的かを確認したりもできます。
またSNSで商品やサービスなど有益な情報を投稿することで、時間は必要ですがファンになってくれる方も増えるはずです。
ブランドやサービスのファンの方を見込み顧客に育ててサイトに誘導し、副次的に検索CTRを上げていきましょう。
近年では多くの企業がオウンドメディアの運営に取り組んでいますが、前述通りSEOで上位表示を獲得するのは難易度が高いです。
売上が伸びないかつ社内リソースの不足や専門知識の欠如の課題も抱える中で、外注化という選択肢が注目されています。
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外注化について詳しくはこちら!関連記事: コンテンツマーケティングは【外注】すべき?費用や支援業者の選び方を解説
関連記事: 【オウンドメディアの外注】費用感、注意点など失敗しない方法を紹介。
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本記事では、検索CTRを改善する下記の方法をまとめました。
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オウンドメディアにおける戦略について詳しくはこちら!関連記事: オウンドメディア戦略とは?目標設定や設計のポイントを事例をもとに紹介
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