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アクセス数が減少したら必見!原因・対策とWebサイトのアクセスを増やす方法を解説

「いつも通り自社サイトのアクセス数をチェックしたら、いきなりアクセス数が激減していた…!」

こんな時、Web担当者の方はどう対処すればいいのか、とても焦りますよね。

突然サイトのアクセス数が減少してしまう要因は複数ありますが、どのチャネルからの流入が減少しているかを確認し、要因に沿った対策を打つことが重要です。

当ページでは、アクセス数のうち一般的に多くの割合を占める「自然検索(オーガニック検索)」「SNS」「広告」の3チャネルに分けてアクセス数減少の原因と対策をご紹介します。

また検索順位上位をキープし継続してアクセスを集めるためにすべきことも解説するので、自社サイトをより大きくしていきたい担当者の方は是非チェックしてください。

監修者
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SEOセクション統括
坂 圭祐Keisuke Ban
月間売上20万規模だった車買取SEOメディアをオーガニック経由の流入で、月1,000万規模までグロース。100を超える自社運営SEOメディアを束ねる責任者として、様々なジャンルのメディアに対して深い知見を持つ。
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Webサイトのアクセス激減に影響する3つの要素

アクセス数が減少している時、主に影響するのが以下3チャネルからの流入数の変動です。

  • 自然検索流入(SEO)
  • SNS
  • 広告

一般的に最も多くの割合を占めるのは「自然検索流入(SEO)」、いわゆるGoogleやYahoo!などの検索エンジンからの流入です。

なかでも日本の検索エンジンシェア率はGoogleが85%を占めており、Google経由のアクセス数の影響が最も大きく、アプローチするインパクトも最大といえます。

参照:総務省

アクセス数解析の方法

自社サイトにおいて、どのチャネルからのアクセス数が減少しているかは、GA4の以下手順で確認できます。

ホーム>メニューバー【レポート】>【集客】→【トラフィック獲得】をクリック

2枚目画像のオレンジ枠内に、各チャネル経由でのアクセス数が表示されます。

以下に各項目の表記とチャネルをまとめたので、どのチャネルからのアクセス数が減少しているのかを確認してみてください。

GA4でチャネル別アクセス数を確認する手順➀
GA4でチャネル別アクセス数を確認する手順➁

(※今回当ページで解説するのは「Organic Search」「Organic Social」「Paid search」「Paid Social」経由のアクセスになります)

  • Organic Search:自然検索経由の流入(リスティング広告は除く
  • Organic Social:SNS経由の流入(広告は除く)
  • Paid search:リスティング広告経由の流入
  • Direct:ブックマーク経由などの直接流入
  • Referral:他のWebサイト経由の流入
  • Email:メール内リンク経由の流入
  • Unassigned:どのチャネルにも該当しないセッション

参照:アナリティクスヘルプ

アクセス数(自然検索)減少の原因と対策

まずは多くの割合を占める自然検索(Organic Search)経由でアクセス数が減少する要因を6つ解説します。

  • Googleコアアルゴリズムアップデートの実施
  • 検索ボリュームの変化
  • Googleペナルティの影響
  • インデックス削除
  • 競合のリプレイスによる検索順位下落
  • 強調スニペットの表示
  • サイトリニューアルの影響

各原因への対策もご紹介していきますので、自社サイトに当てはまる項目がないか確認してみてください。

Googleコアアルゴリズムアップデートの実施

Googleが定期的に行うコアアルゴリズムアップデートの影響で、アクセス数が減少することがあります。

アップデートでGoogleアルゴリズムが変わると、Webサイトの検索順位やアクセス数に大きな影響を与えます。

Google検索のアルゴリズムとは、KWに対する検索順位を決める際のルール(評価基準)のことです。

アルゴリズムの仕組みは公開されていないので、「こうすれば必ず上位表示される」という具体的な方法を知ることは出来ません。

ただ重要視されているのは以下5つの観点とされています。

  • 検索クエリの意図の理解
  • 検索クエリとコンテンツの関連性
  • コンテンツの質(専門性・権威性・信頼性)
  • Webサイト全体のユーザビリティ
  • コンテキスト設定

参照:GoogleSearch

アクセス数を回復させるには、上記を中心に必要な対策や重要な点をおさえて仮説・検証を繰り返し、上位表示を狙う必要があります。

なおコアアップデート前には必ずGoogleから告知があるので、Google ウェブマスター向け公式ブログGoogle Search Central公式Xをチェックしておきましょう。

検索ボリュームの変化

時期的な要因でキーワードの検索需要が下がると、アクセス数が減る可能性があります。

以下のように、扱っている商材やサービスの繁忙期・閑散期に比例してキーワードの検索ボリュームも増減するのが一般的です。

【例】

  • 「脱毛」関連のキーワード:脱毛意欲の高まる春~夏にかけて検索ボリュームが増加し、秋~冬にかけて減少する
  • 「引越し」関連のキーワード:新生活が始まる春に向けて検索ボリュームが増加し、4月以降は徐々に減少する

こうした検索ボリュームの変化は、Googleトレンドで調査ができるので、ご自身のサイトで扱うテーマの繁忙期・閑散期を把握しておくことをおすすめします。

また自社サイトのGoogleアナリティクスやサーチコンソールでも傾向を掴めるので、昨年同時期のデータが減少傾向にないかを確認してみましょう。

昨年も同様であれば時期的要因が影響している可能性が高いので、閑散期が過ぎればアクセス数も回復傾向に向かうはずです。

脱毛業界のSEO対策についてはこちらで詳しく解説しています。

関連記事:脱毛業界ならではのSEO対策をわかりやすく解説!

Googleペナルティの影響

WebサイトがGoogleペナルティを受けてしまった場合、アクセス数が減少する可能性があります。

Googleペナルティとは、Googleが提示する「品質に関するガイドライン」に違反しているWEBサイトに課せられる罰のことです。

「手動ペナルティ」「自動ペナルティ」の2つがあり、どちらも検索順位の低下やインデックス削除に繋がってしまいます。

手動ペナルティを受けているかどうかは、Google Search Consoleを使用し以下手順で確認が可能です。

メニューバー>【セキュリティと主導による対策】>手動による対策

▼手動ペナルティを受けている状態

手動ペナルティを受けている状態

▼手動ペナルティを受けていない状態

手動ペナルティを受けていない状態

一方自動ペナルティは受けているか確認が出来ないので、心当たりがあればガイドラインを改めて確認し、違反箇所があれば対応後に再審査を申請してください。

【参考】

ペナルティ対象になりやすいページ

  • 質の低いページ →独自性のないコピペ記事、自動生成記事など
  • 不自然な被リンク →質の低いサイトや関連性のないサイトからの被リンク、大量の相互リンクなど
  • 過剰なSEOキーワードの使用 →不自然な使用、隠しテキストなど

被リンクの改善を行いたい方・詳しく知りたい方はこちら。

関連記事:被リンクが重要な理由は?質の高い被リンクを獲得する方法も解説

インデックスが削除された

インデックス登録※されていた記事が削除された場合、アクセス数減少の要因となります。

※インデックス登録:ページがGoogleの検索結果に登録されること インデックス後にはじめて自然検索経由でユーザーにコンテンツを届けられる

インデックスが削除される要因は、主に以下の通りです。

  • Googleのガイドライン違反
  • コンテンツの品質の問題
  • サーバーの不具合
  • Google側のバグ

上述したGoogleのガイドラインの違反やコンテンツの品質が著しく低いことで、インデックスが外れることがあります。

その他サーバーへの負荷が大きくページにアクセスできない状態が続いていると、クローラーが巡回できずインデックスが外れることも。

対象ページがインデックスされているかどうかはサーチコンソールで確認が出来るので、念のためエラーが起きていないかを確認しておきましょう。

左メニューバー>【URL検査】→上部検索窓に調査したいURLを打ち込む

↓以下表示が出れば、インデックス登録にされている

※Google側の問題でインデックス登録が外されてしまう事例が2023年6月下旬〜7月中旬まで生じていたこともあります。

稀なことではありますが、Google Search Status Dashboardで最新のバグ状況を確認してみてください。

競合のリプレイスによる検索順位下落

上述したアルゴリズム変動・ペナルティ・インデックス削除がないのに順位が落ちた場合は、単純に競合にリプレイスされたことで検索順位が落ちた可能性が高いです。

考えられる主な要因は、自社要因・競合要因のいずれかになります。

▼自社要因の例

  • リライト時に必要な見出しを削除してしまった
  • 公開後のユーザー行動が悪い
  • 新規記事とカニバリが生じている
  • そもそも過大評価がされていた※

※公開直後は一時的に記事が上位表示されるが、日を追うごとに適切な記事順位に落ち着く(下がる)ケースがある

▼競合要因の例 (競合が上位に来ることで自社サイトの順位が相対的に下がるパターン)

  • 競合サイトのコンテンツ追加・ブラッシュアップ
  • 強いドメインを持つ新サイトの台頭

これらの要因と現状を照らし合わせ、可能性が高いものを選定しアクションを打っていく必要があります。

検索順位が下がる要因と対処方法は以下の記事で解説しているので、是非ご確認ください。

関連記事:検索順位が下がった原因とは?SEO担当者が確認すべき項目を解説

強調スニペットの表示

強調スニペットの表示有無によっても、アクセス数が変動する可能性があります。

強調スニペットとは、検索キーワードに対する回答をGoogle側の判断で選ばれたWebページから抜粋し、検索結果の最上部に表示する仕組みのことです。

強調スニペットにおいては、表示されることでアクセス数が減少するパターンと、表示を失うことでアクセス数が減少するパターンの2つがあります。

ユーザーにとっては検索結果画面でいちはやく知りたい情報を得られる便利な機能である一方、サイト側にはメリット・デメリット両面があるからです。

  • メリット:検索結果上位の面を取れることで、ユーザーの目に入りページ流入の機会が増える
  • デメリット:ページに流入しなくても情報を得られるので、ページへのクリック率が下がる可能性がある

たとえば、それまで10位にいたページがスニペット表示された場合、従来よりも多くのユーザーの目に止まりアクセス数が増える可能性があります。

一方すでに1〜2位を獲得していた記事がスニペット表示されると、従来よりもページ流入前の離脱率が上がり、アクセス数が減少するケースも。

またキーワードによっても、スニペット表示されたページのクリック率は異なります。

強調スニペットとアクセス数の関係は従来の順位やキーワード属性によっても異なるので、アクセス数減少の可能性の一つとしてウォッチしていきましょう。

サイトリニューアルの影響

直近でWebサイトをリニューアルした場合、下記要因によってアクセス数が減少している可能性があります。

  • 301リダイレクト設定をしていない(WebサイトのURLを変更した場合)
  • ページの削除や統合による順位下落

301リダイレクトは、WebサイトのURL変更した際に旧URLから新URLに評価を引き継ぐ転送処理のことを指します。

301リダイレクト設定を行わないと検索エンジンから新規サイトとみなされ、従来のWebサイトで獲得してきたSEO評価が消えてしまうので、サイトのURLを変更する際は必ず設定しましょう。

また記事の削除・統合によってそれまで評価を得ていたページを失う、コンテンツ数が減ることで専門性・網羅性が低下し評価が下がるなどのケースもあります。

リニューアルに伴いコンテンツを見直す際はむやみに記事を削除せず、現状どんなクエリで順位が獲得できているのか、削除・統合をしても影響がないかを慎重に確認したうえで着手しましょう。

SNS経由のアクセス数減少の原因・対策

SNS経由でアクセス数が減少している場合、以下が要因でアカウントのフォロワーが減っている・ユーザーの目につく回数が減少している可能性があります。

  • SNSアルゴリズムの変化
  • 投稿のクオリティが落ちている
  • 投稿頻度が落ちている

SNSでの集客も行っている場合は、上記3つの観点から見直しをしてみてください。

SNSアルゴリズムの変化

SNSアルゴリズムの変化で、従来の投稿が評価されずアクセス数が減ることがあります。

SNSにおけるアルゴリズムとは、どの投稿をどんなユーザーのフィードに表示させるかを決めるためのルールです。

アルゴリズムは定期的にアップデートされ、X(Twitter)・Facebook・Instagram・TikTokなど媒体によっても異なるので運用しているチャネルごとのアルゴリズムを把握する必要があります。

しかしいずれも公式発表はされていないため、仮説立て→施策実行→振り返り→ネクストアクション策定のPDCAを地道に回し続けることが大切です。

投稿のクオリティが落ちている

SNS投稿のクオリティが落ち、投稿に対してユーザーの興味・関心を引けていない可能性があります。

特に以下のような状況の場合、エンゲージメントとともに露出頻度も下がり、アクセスが減少してしまいます。

  • ターゲット層のニーズから投稿内容がズレている
  • オリジナリティがない
  • 投稿に一貫性がない

改めて「誰に」向けて「何を」伝えたいのかターゲットを明確にし、ターゲットに刺さる有益な情報かつ一貫性のある投稿を行いましょう。

またオリジナルの動画・コンテンツ等を用意し見やすく加工したり、質問文を混ぜてユーザー参加型の投稿をしたりとオリジナリティがある投稿を心がけることも大切です。

ターゲットを明確にしユーザーに刺さる情報を伝えることができれば、新たなフォロワーの獲得にも繋がるでしょう。

投稿頻度が落ちている

以前に比べ投稿頻度が減っている場合、ユーザーの目につく機会が減りアクセスが減少しやすくなります。

最悪の場合は、フォローを外されてしまう可能性も。

とはいえ頻度が多すぎても投稿が似通ったり埋もれてしまう可能性があるので、1〜2日に1回のペースで継続的に投稿するのがおすすめです。

なお、投稿する時間帯にも気を配りましょう。

法務省の調査によると、お昼時にあたる12:00〜13:00、帰宅して就寝するまでの19:00〜23:00は特にインターネットの利用者が増える傾向にあります。

参照元:法務省「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」

ターゲットユーザーが特にSNSを利用する時間帯を分析し、適切なタイミングに配信をするとよりアクセス回復が見込めるでしょう。

広告経由のアクセス数減少の原因・対策

広告経由でのアクセス数が減少している際に考えられる原因と対策は、下記のように媒体によって異なります。

  • リスティング広告
  • SNS広告・ディスプレイ広告
  • 純広告

ただし広告経由のアクセス数回復はコストがひっ迫しやすかったりコントロールが難しい面もあるので、SEOなど別の手段でのアクセス数回復を目指すのも選択肢のひとつです。

リスティング広告

リスティング広告でアクセスが減少している場合、主に競合状況の変化が要因として挙げられます。

競合が増えてきていることで、キーワードに対し他社の入札単価が上がっていたり、自社の広告ランク※が下落しているとアクセス減少に繋がります。

※広告ランク:広告が掲載可能かどうか、掲載可能な場合に他の広告主様の広告と比較して、検索結果ページでの広告の掲載位置を決定するために使用される数値

引用:広告ランクとは

この場合、競合との入札単価競争に勝てるだけの金額を提示したり、広告ランクを上げるためにLP・広告文を改善することが対策に繋がります。

ただしコストがかかってくるので、成果が出ていない媒体は出稿を停止する・運用効率を上げるといった施策も並行して実施しましょう。

SNS広告・ディスプレイ広告

SNS広告・ディスプレイ広告は、媒体のガイドラインやルールの変更に伴って出稿基準が厳しくなり、出稿が出来ずにアクセス数が減ることがあります。

この場合、新しいガイドライン・ルールに沿って広告を変更することで、アクセス数が回復する可能性があります。

なお同じクリエイティブやLPで出稿し続けていると、集客効果が弱まることもあります。

ユーザー属性やトレンドにあわせて、定期的に広告の見直しを行うことも大切です。

純広告

純広告のアクセス減少は、出稿先媒体の影響を受けている可能性が高いです。

例えば媒体自体のアクセス数が減っていたり、自社サービスと出稿先のイメージやターゲット層が合わずに、ユーザーを獲得できなくなることがあります。

この場合、自社サービスのイメージやターゲット層に合う媒体戦略をとる、LPの見直し・最適化が重要になります。

ただし純広告は出稿後のクリエイティブ変更が出来ないため、別の手段で集客を目指すのも選択肢の一つです。

Webサイトの課題発見から解決に繋げる思考フローを解説

アクセス数減少時に考えられる要因を複数挙げてきましたが、実際の思考フローを解説します。

Webサイトで何らかの課題が生じた際は以下フローに沿ってPDCAを回していきましょう。

  1. 必ず定量でゴール(目標値×期限)を設定する (例:〇月までにアクセス数を〇〇まで回復させる)
  2. 考えられる要因の中から自社メディアの状況を照らし合わせ、影響している可能性が高いもの・低いものに振り分けていく
  3. 影響している可能性が高い要因と紐づくアクションに、改善インパクト×工数を加味し優先順位をつける
  4. 優先順位に沿ってアクションを実施
  5. アクションの結果を測定し、ネクストアクションを策定・実施 ネクストアクションの例:継続/ブラッシュアップ/中断し別の施策検討

前提として、必ず「ゴール(目標値×期限)」を定量で設定しましょう。

今回の場合はアクセス数になりますが、【到達すべき数字×期日】を明確にします。

ゴールを決めないと、施策の効果測定時に結果の良し悪しが分からないためです。

各アクションはインパクト×工数で下記のように分類し、➀→➃の順番で優先順位を決定していきましょう。

  1. インパクトが高く工数が少ない
  2. インパクトが高いが工数が多い
  3. インパクト低く工数も少ない
  4. インパクトが低いが工数が多い

※3.は日常ですぐに着手してしまえるなら優先度をあげてもよい
※4.は「やらない」判断をすることもある

はじめに設定したゴールに到達するまで上記サイクルを回していくことが、Webサイトにおける課題解決・目標達成において重要なポイントです。

サービス詳細:LeoSophia流SEOオウンドメディア支援内容はこちらをご覧ください。

SEO(自然検索流入)からのアクセスが減っていた場合

例として仮にSEO(自然検索流入)経由でのアクセス数が減少していた場合の思考フローをご紹介します。

SEO経由のアクセス数が減少した際の要因と現状を照らし合わせた結果、可能性が高いのは以下の通り「検索ボリュームの変化」と「競合リプレイスによる順位低下」であることが分かりました。

要因状況仮説(可能性)
Googleコアアルゴリズムアップデートの実施アルゴリズム変更無し
検索ボリュームの変化昨年の傾向を見ると減少傾向
競合リプレイスによる順位低下競合にリプレイスされた
Googleペナルティの影響ペナルティなし
インデックス削除インデックス削除記事なし
強調スニペットの表示いずれの期間もスニペット表示なし
サイトリニューアルの影響リニューアル実施なし

検索ボリューム減少が時期的要因の場合は、閑散期が過ぎればアクセス数も回復傾向に向かうため、着手すべきは競合リプレイスによる順位変化です。

さらに競合リプレイスの要因の中から影響している可能性が高いものを洗い出したところ以下の通りとなりました。

要因競合 or 自社アクション優先度(インパクト×工数)
コンテンツに変更があった※ ※見出し、画像、動画の追加や、タイトル変更など競合追加コンテンツがGoogleに評価された可能性があるため、競合が追加した意図や、何故Googleが評価しているかを仮説立て、自社サイトに落とし込む
ドメインの強い新サイトが台頭していた(以前から仕込んでい可能性がある)競合競合の被リンク状況を調査しながら、SEO外部対策を強化する
検索順位が落ちたタイミングでリライトをした自社リライト時に削除した情報、または追加した情報が検索順位低下を引き起こした可能性があるため、一度元に戻す
マイナス評価の原因になる項目の改善自社 →ページスピード、ページ間のリンク構造、コンテンツの質

可能性の高い要因が特定できたらアクションに優先順位を付け、実施→効果測定のサイクルを回していくイメージです。

1つずつ改善しGoogleに再評価をしてもらったうえで、順位が回復するかどうかを確認していきましょう。

アクセス数を増やす方法 |SEO対策が必須

継続してアクセス数を獲得し続けるためには、流入母数の多いSEOの観点から、サイト全体でしっかりと設計を行うことが大切です。

特に大事なポイントは以下6つになります。

  • キーワード選定・戦略立て
  • 質の高いコンテンツ作成
  • リライトによる記事メンテナンス
  • 内部リンク設計
  • ドメインビルディング構築(被リンク・サイテーション獲得)
  • 施策のPDCAを継続的に回す

これらをおさえて、アクセス数の回復に留まらず、自社サイトでの集客規模をさらに拡大していきましょう。

キーワード選定・戦略立て

集客力のあるメディアにするには、Webサイトの目標から逆算して適切なキーワード選定を行うことが大切です。

戦略をたてずに書き始めると「自社で獲得したいターゲット層が集客できない」「そもそもアクセス数が増えない」「CVに繋がらない」などの問題が生じます。

特に重要なのは、自社サービスのカスタマージャーニーに合わせ、顕在ニーズだけでなく潜在ニーズ・準顕在ニーズにもアプローチできるキーワード対策をすることです。

そのために潜在層である見込み客は、CVに至るまでにどのような疑問や悩みを抱えているのか、どんなニーズがあるのかを洗い出しましょう。

各フェーズ毎に適したキーワードを対策していくことで、未来の顧客育成に繋がり、1サイトあたりのWebマーケティング効果を最大化できます。

キーワード選定のやり方をより詳しく確認したい方はこちら。

関連記事:キーワード選定のやり方とコツを伝授!抑えるポイントや注意点をチェック

カスタマージャーニーについて詳しくはこちら!

関連記事:カスタマージャーニーとは?考え方や作り方を紹介

質の高いコンテンツ作成

キーワードを選定したら、質の高いコンテンツを継続して投入していくことが重要です。

SEOにおいて良質なコンテンツと判断されるには、以下3つの条件が揃える必要があります。

  • ユーザーの検索ニーズを満たしている
  • E-E-A-T※を満たしている
  • オリジナリティがある

※「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trust(信頼)」の頭文字からなる、Google独自の評価基準。

ユーザーの検索ニーズを満たすには、ユーザーの疑問に的確かつ網羅的に応えることが大切です。

そのためには、ユーザーが検索行動に至った意図・背景をしっかりと深掘り、コンテンツに落とし込む必要があります。

またE-E-A-Tは以下の観点で評価されるGoogle独自の評価基準で、いずれの項目も満たしていなければなりません。

  • 経験:実際に製品を使用している、実際にその場所を訪問している、誰かが経験したことを伝えているなど、実体験が織り込まれているか
  • 専門性;特定の分野においての専門的な情報を提供できているか
  • 権威性:発信者・内容を第三者が評価しているか(被リンクの質・量などから判断)
  • 信頼性:運営者が明確に開示され、信頼にあたる企業・人物か

オリジナリティはE-E-A-Tの経験・専門性にもあたる部分で、実際の経験談や独自の調査内容など他サイトでは得られない情報かどうかを評価されます。

これらを満たした上で、Hタグ・ALTタグ・画像SEOなど基本のSEO対策も適切にできている記事を作っていきましょう。

弊社LeoSophiaでは、Googleのガイドラインに沿ったコンテンツの反映はもちろん、

弊社独自の基準に沿った高品質なコンテンツを納品いたします。

専門の外部機関の活用によるアンケートの実施やインタビューなどから得た一次情報に基づいてライティングいたしますので、競合他社と差別化したコンテンツ作成が可能です。

「自社でこんなに高品質な記事を作るリソースがない…」という企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。

SEO対策の外注化を検討している方はこちら。

関連記事:SEO対策の外注化における依頼内容や費用・メリットを解説

リライトによる記事メンテナンス

日々新しくなるユーザーニーズやGoogleアルゴリズムに合わせて、定期的にリライトすることも必要不可欠です。

【リライトのアクション例】

  • タイトル・ディスクリプションの調整
  • hタグの調整
  • 古い情報の削除・更新
  • 独自性ある情報の追加
  • 図・画像の追加
  • ユーザー行動に合わせた導線見直し

実際の流入ユーザーの反応をサーチコンソールやヒートマップで確認し、キーワードや導線の調整を行うことも、ユーザー行動を高めCV率を高める上では重要なポイントです。

一度公開して終わりではなく、継続的に記事をブラッシュアップしていきましょう。

効果的なリライトのやり方を知りたい方はこちら。

関連記事:リライトのやり方を具体的に解説!効果的なリライト例も紹介

内部リンクの最適化

自社サイト内のコンテンツ同士をリンクで繋げる「内部リンク」の最適化も重要です。

関連する内容を述べているページをリンクし遷移させることで、専門性・網羅性が上がり、ユーザーはWebサイト内でニーズを満たすことができます。

サイト内回遊を促すことでユーザビリティが上がり、SEO評価向上も期待できます。

さらにGoogleのクローラーは内部リンクを辿ってページをインデックスするため、コンテンツを孤立させずに発見・評価してもらううえでも重要です。

なお、内部リンクを設置する際はアンカーテキストに遷移先ページのメインキーワードを含めることでSEO対策として有効になります。

内部リンクについてさらに詳しく知りたい方はこちら。

関連記事:内部リンクとは?最適化によるSEO効果や張るコツを紹介

ドメインビルディング(被リンク・サイテーション獲得)

「ドメインビルディング」もアクセス獲得において欠かせません。

代表的な施策は以下の通りです。

  • 外部サイトからの被リンク獲得 →自社サイト(ページ)のリンクが外部サイトにリンクされること
  • サイテーション獲得 →自社サイト名(企業名)が他サイトやSNS上で言及されること

上記の通り、自社サイトのリンクや名前を外部サイトに掲載してもらうことで、権威性・信頼性が高いメディアであるとの評価に繋がります。

また単純に、外部サイト経由でのアクセス数アップや、認知度アップにも繋がるでしょう。

ただし掲載先はどこでも良いわけではなく、SEO効果を発揮するには「良質なサイトに掲載される」ことが重要です。

そのためには、以下の施策が必要になります。

▼被リンク獲得

  • 他サイトに引用される良質なコンテンツを提供する
  • サイト内にリンク切れしている記事を無くす
  • ページにシェアボタンを設置する
  • 寄稿・取材を通してリンクを設置してもらう

▼サイテーション獲得

  • SNSを活用する(プロフィールに企業名を記載する)
  • Googleマイビジネスを利用用する

上位表示を目指すには、ページ単位だけでなくドメイン単位での強化も必須で行っていきましょう。

弊社のオウンドメディア運営支援では、被リンク・サイテーションを問わずクライアント様のサイト状況に応じてドメインビルディング施策のサポートをいたします。

市区町村をはじめとする権威性の高いサイトからの被リンク実績なども多数あり、クライアント様のテーマ性に併せて、質の高い被リンク獲得が可能です。

その他、SNS、MEO、プレスリリース施策などサイト状況に応じて最適な施策をご提案させていただきますので、是非お問い合わせください。

被リンクについて詳しく知りたい方はこちら。

関連記事:被リンクとは?重要な理由と獲得する方法を具体的に紹介

被リンクを含む外部施策について詳しく知りたい方はこちら。

関連記事:外部施策で競合と差を付けられる!具体的な方法や注意点を解説

施策のPDCAを回し続ける

コンテンツマーケティングにおいて最も重要なのは、上述したアクションを継続して行いPDCAを回し続けることです。

Plan:何のために、誰に向けて、何を配信するのかを計画しKPIを定める

Do:KPI達成に必要なコンテンツ作成・施策を行う

Check:公開したコンテンツ・施策の効果検証を行い、達成・未達に関わらず次に活かすための要因分析を行う

Action:成功要因は再現性を高め、失敗要因は対策を万全にして次のアクションを実行する

さらにSEOは変化が早いため、これらのPDCAをスピーディーに回さなければなりません。

そのための組織の体制・仕組みを整えていくことも重要です。

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LeoSophiaのアクセス数獲得の成功事例

SEO対策を行ったアクセス数獲得の実績をご紹介します。

立ち上げ4ヶ月で単月セッション数3万以上|ULTORA様

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ULTORA

「すべての人に、カラダ改革を。」を企業理念に掲げ、「毎日飲み続けられる美味しさ」を追求したプロテインを提供している株式会社ULTORA(ウルトラ)。

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そこで弊社ではオウンドメディアの戦略・方針の決定からサイト立ち上げ、ドメインビルディング・コンテンツ制作支援と一貫した支援を行い、ローンチ4か月目で8万超えアクセス、単月450CV以上を獲得。

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ユーザーとの接点を増やし購買行動の促進とファン化につなげる戦略が功を奏し、認知度の拡大に貢献。

施策のPDCAを回し続けることで、中長期的な売上拡大とCPA低下を目指しています。

その他、目標を達成したお取組み内容は下記の記事をぜひご覧ください。

関連記事: 【ULTORA様】立ち上げ4ヶ月で単月セッション数3万以上!新たなタッチポイントの創出を目指すオウンドメディア運用

アクセス数回復・CV増加を目指すならSEO対策がベスト

アクセス数が減少しても、要因を分析し適切に対策を打てば回復させることは可能です。

また集客力のあるWebサイトを運営しサービスのCV数を増やすには、正しいSEO対策でPDCAを回し続けることが重要です。

しかし、SEO対策のノウハウがあまりない方やアクセス数が減少した要因分析のやり方が分からない方も多くいることでしょう。

そのようなお悩みがある方は、要因分析から対策の戦略立案・実行まで、一気通貫型SEOオウンドメディア運用支援でビジネス課題の解決に向けてお供させていただけませんか?

弊社は6領域24ビジネスを展開する事業会社です。創業から10年SEOに携わっており、これまで25ジャンル50以上のメディアを自社運営・クライアント支援をしてまいりました。

SEO対策をサービスとして提供していますが、重要視しているのは『検索順位の上昇』のではなく、『お客様のビジネス課題をSEOで解決すること』です。

そのため、「ただアクセス数を増やす」「検索順位を取れれば良い」などの考え方はしておりません。

豊富なメディア運営の経験を活かしてお客様のビジネスを徹底的に理解し、獲得すべきユーザーを明確にしてSEOの力でビジネス課題の解決にコミットしていく。それが私たちからお客様への宣言です。

弊社では、定額の月額料金や決まったプランはありません。お客様のサイト規模や目標、予算に応じて改善のための最適なプランニングをご提案いたします。無料診断も行なっておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

著者
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SEOコンサルタント
荻野 陽介Yousuke Ogino
メディア事業にて金融・教育関連のメディアディレクターを担当し、金融系メディアを月1,000万規模までグロース。テクニカルSEOをはじめ、SEOマーケティングに強みを持つ。
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