ブランディングとは?意味や目的をわかりやすく解説!成功事例で学ぶ活動の基本も紹介
商品やサービスを販売したり、知名度を高めたい企業にとって、インプレッションは重要な指標です。
自社メディアのインプレッション数を増やして、売上に繋げたい企業担当者の方は多いでしょう。
様々な角度からの施策が必要なため、簡単ではありませんが、理解を深めれば認知の拡大や潜在顧客の育成・CV機会の増加に繋がる施策を打てます。
そこで本記事では、以下の内容について分かりやすくまとめました。
自社で運営するメディアのインプレッションが伸びずに悩んでいるマーケティング担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
インプレッション(imp)とは、Webサイトに掲載された記事や広告・SNSの投稿がユーザーに表示された回数のことです。
例えば、Webページに掲載されているAの広告を同じ人が3回みた場合、その広告のインプレッション数は3回になります。
ターゲットとするユーザーに情報が届いた数を示すため、マーケティングをする上で必要不可欠な指標です。
ただ、いくらインプレッションが多くても、最終的に商品購入などのCV(コンバージョン)に繋がらなければ成功とは言えません。
前提としてユーザーに有益な情報が詰まったコンテンツや広告を作成した上で、インプレッション数の増加を狙っていきましょう。
CPM(インプレッション単価)とは、インプレッション数1,000回の広告費用を指します。
※CPM:「Cost Per Mille」~の略
Web広告1回あたりの単価を計算する際、以下の計算式で求めることが可能です。
CPM=広告費÷広告の表示回数×100
例えば、広告費が30万円・広告の表示回数が100万回の場合のCPMは30円になります。
300,000円(広告費)÷1,000,000円(広告の表示回数)=30円(CPM)
以下では、インプレッションと似ており混同されがちなマーケティング用語について解説します。
特徴 | |
インプレッション | 【広告の表示回数】 どれだけ人の目に触れたか |
PV | 【Webページの閲覧数】 どれだけページを開かれたか |
リーチ数 | 【広告の表示人数】 どれだけの人数に届いたのか |
エンゲージメント | 【広告からの行動回数】 表示された広告に対してどれだけ行動したのか |
インプレッションとも関連のある上記の理解を深めることで、自社Webサイトの広告やSNSの投稿が狙っているユーザーに受け入れられているかを確認できます。
売上の増加や商品・サービスの認知度UPにも繋がるため、知らない用語がある場合はぜひ事前にご確認ください。
PV(ページビュー)はWebページの閲覧数を指しており、特定のページがクリック・リロードされるとカウントされます。
指標 | 違い |
PV | ユーザーがページを開いた数をカウント |
インプレッション | 開かなくても検索結果の表示でカウント |
ユーザーが興味・関心のある内容を分析できるほか、PV数が増えれば広告に掲載する商品やサービスの認知度向上に繋がります。
最終的にコンバージョンに繋がる可能性も高まり、売上の増加に期待できるでしょう。
リーチ数とは、Webページに広告が表示された人数を指します。
指標 | 違い |
リーチ数 | 広告やコンテンツが表示された人数 |
インプレッション | 広告やコンテンツが表示された総回数 |
例えばWebページに同じ広告が2つ掲載されており、ユーザーが1回アクセスした場合は、リーチ数1回・インプレッション数2回になるといった考え方です。
リーチ数が増えるほど商品・サービスが多くの人の目に触れたことになるため、認知度が高まり新規顧客の開拓に繋がったり、既に興味・関心度が高いターゲットへのアプローチになります。
エンゲージメントとは、広告に対してユーザーが反応し行動した回数のことです。
例えばSNSの広告や投稿に「いいね」をしたり、商品を購入したりすることは、エンゲージメント数としてカウントされます。
指標 | 違い |
リーチ数 | 表示された広告やコンテンツに対して行動した回数 |
インプレッション | 広告やコンテンツが表示された総回数 |
エンゲージメントは、他の指標と比べてダイレクトに自社の商品やサービスが購入された数に繋がります。
もしエンゲージメント数が少ない場合は、ユーザーが商品・サービスに対して関心が低いと判断できるため、原因を突き止めて改善する必要があると捉えましょう。
インプレッションを定期的に計測することで、広告やコンテンツの状況を分析・検証することが可能です。
以下では、インプレッションを求める方法を媒体ごとにまとめました。
Webサイトの場合は、Google Search Consoleの「ページ」を選択し、上部の「表示回数」にチェックを入れることでインプレッション数のグラフを表示できます。
SNSではプロフィール欄から「インサイト」を選択後、「あなたがシェアしたコンテンツ」をタップすると確認可能です。
※ビジネスアカウント・クリエイターアカウントである必要があります
広告・コンテンツの表示数を示すインプレッションが多いほど、情報がユーザーに届いていると判断できます。
反対にインプレッション数が少ない場合は、ユーザーに届いていないため、改善に向けた施策を考える必要があるでしょう。
インプレッションは、自社商品の広告やコンテンツが届いているかを確認できる重要な指標です。
いくら魅力的な商品やコンテンツを作成しても、ユーザーの目に入らなければCV及び売上には繋がりません。
上記の指標も理解することで、予算が少なくてもユーザーが興味のある広告・コンテンツを作成しましょう。
CTR(クリック率)とは、インプレッション数に対してユーザーがクリックした割合を示す指標です。
WebサイトやSNSの投稿に掲載した広告・コンテンツが、興味を引く内容なのか目安として判断できます。
CTR(クリック率)=クリック数÷インプレッション数×100
例えばインプレッションが1,000回に対して、ユーザーがクリックした回数が200回の場合のCTRは20%です。
なおCTRの数値は広告媒体や業種により異なりますが、中でもユーザーが能動的に情報を求めて検索しているSEOのCTRが高い傾向にあります。
SNSの平均CTRが0.98%に対してSEOは1.6~39.8%と比較的高めであり、掲載順位が高いほどCTRも上昇するため、比較的CVを狙いやすい施策でしょう。
どの媒体においてもCTRが高い場合は、求めるユーザーに情報が届いており、興味や関心もある内容だと言えます。
反対にCTRが低い場合、広告やコンテンツに魅力がないあるいは求めているユーザー層がズレてる可能性があるため改善が必要です。
CVR(コンバーション率)とは、Webサイトへのアクセス数に対し、商品購入等の行動をしたユーザーの割合を示す指標です。
Webサイトに掲載したキャンペーン広告によって、最終的にどのくらいの成果が出たのかを測定することができます。
CVR(コンバージョン率)=コンバージョン数÷クリック数×100
例えばクリック数が1,000回で、商品購入が200件の場合のCVRは20%です。
特にCTRと同様にすでに購買意欲のあるケースが多いSEOでは、ユーザー視点でも広告の押し付け感が少なくスムーズな意思決定ができます。
それぞれの段階に適した良質なコンテンツを提供できれば、購買のハードルを下げやすいでしょう。
中でも、比較・価格・レビューなどの検索ワードは、購買検討段階にあることを示唆しています。
CVRが高ければWebサイトの設計やコンテンツの方針など、自社のマーケティングがニーズに合っている証拠です。
しかし仮に低い場合は、Webサイトのコンテンツを改善したりサイト設計を見直したりする必要があります。
A/Bテストやユーザーの行動分析を継続的に検証し、改善していきましょう。
関連記事: オウンドメディアの平均CVRは1~3%。業界別・CV地点の違いによる基準値や上げる方法も紹介!
以下ではインプレッションを増やすための施策をまとめました。
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ちなみに前述した通り、ユーザーが検索行動を経て流入するSEOは、他のチャネルよりもインプレッションからのCTR、CVRが高く出やすいです。
ニーズが顕在化している状態でインプレッションが発生するため。
定期的なメンテナンスは必要であるものの、一度上位の順位を獲得できれば、継続的にインプレッションを獲得し続けることができます。
上記はどれか一つではなく、可能な限り複数の施策を行うことで効果を発揮します。
ターゲットとするユーザーに多くのコンテンツを表示し、インプレッションの増加及び売上の向上を目指しましょう。
インプレッションに伸び悩んだら、まずはターゲットやキーワードを見直しましょう。
難易度を見誤ると上位表示が叶わず流入が取れないほか、ペルソナの分析が甘いとCVには繋がらないためです。
分析時には、商品を知ってから購入するまでの道のりを示す「カスタマージャーニー」を活用してみてください。
顧客心理を可視化して届けるべき情報を洗い出すことで、徹底的に戦略立案できます。
例えば「プロテインとは何か」を知りたい人に対して、いきなりおすすめのプロテインを紹介しても購入には繋がりません。
顧客の離脱を防ぐためにも、全体像をまとめた上でユーザーが関心のあるキーワードを元としたコンテンツを作成しましょう。
またキーワード選定では以下のポイントに意識してみてください。
※自社サイトの複数ページが同じ検索結果で表示されること
例えば脱毛ジャンルの場合、「脱毛」などの単体キーワードは検索ボリュームがありライバルも多いため、「脱毛 腕」といった複数のワードを組み合わせるのがおすすめです。
また同じキーワードの検索画面で自社サイトの複数ページが表示される「カニバリゼーション」が起きてしまうと、評価の分散やCV機会の損失に繋がります。
例えば「脱毛とは」「脱毛 方法」など、検索意図が似ているキーワードは1記事にまとめて上位表示を狙うと良いでしょう。
関連記事: 【簡単】SEOキーワード選定のやり方を詳しく解説!
インプレッションを増やすには、ユーザーが関心のある情報を盛り込んだ品質の高いコンテンツを作成し、上位表示を獲得することも重要です。
質の高いコンテンツとは、以下のポイントを意識したユーザーに有益で検索エンジンからも評価の高いコンテンツを指します。
売り上げを増やしたい・サービスの認知度を上げたいなど、目的を再確認した上でコンテンツの方向性や戦略を立てましょう。
弊社ではユーザーに本当に必要な情報を提供するために、キーワード選定後、ニーズ分析を行った上でコンテンツ制作に進んでいます。
求められている情報はもちろん、ユーザーが自覚していない本質的な悩みにもアプローチできれば、より高い満足度を得られるでしょう。
例えば、プロテインを飲み始めたいと考えているユーザーの場合は「痩せたい」「筋肉を付けたい」などが本来の悩みと考えられます。
ユーザーの理想の姿に関する内容も訴求に交えることで、役立つ情報となり、上位表示及びインプレッションの増加に繋がります。
また文章や表現は分かりやすく提示し、ユーザーが理解できない状況は作り出さないようにすることが重要です。
弊社では独自に作成した質レギュレーションを使用し、抜け漏れや担当者により質にバラつきが起きないよう進行しています。
さらに以下のように独自で集計した口コミ(一次情報)をコンテンツに盛り込むのも、価値を高める方法の一つです。
関連記事: SEOで成果の出るコンテンツ作成を解説|7つの条件と8つのステップを公開
サイト構造を整理して検索エンジンが理解しやすい状態にすることで、高い評価を得れる可能性が高まり、インプレッションの増加に繋がります。
以下ではインプレッションを増やすために意識すべきポイントを3点まとめました。
Google Search Console からサイトマップを送信することで、クローラーにサイト全体のURLを伝えることができ、巡回してもらいやすくなります。
またTOPページを起点とした時に深い層にあるコンテンツは、クローラーに見つけてもらえない可能性があるため、極力3~5階層以内に抑えるのが理想的です。
クローラーのクロールを促したい時は、現在サイト内のどこにいるのかを表示するパンくずリストを設置すると、階層をスムーズに移動できる状態を作れます。
関連記事: 検索上位に上げるためのSEOの内部対策をわかりやすく解説
メタタグの最適化もWebページの離脱防止やクリック率向上に期待でき、評価に影響を与える部分です。
メタタグとは、Webページの情報を検索エンジンやSNS・ブラウザに伝えるHTMLタグを指します。
以下にメタタグを最適化する方法をまとめました。
キーワードは冒頭に配置することで、検索エンジンのアルゴリズムに認識されやすくなります。
タイトルの長さはパソコン表示なら30~35文字、スマートフォンでは30~41文字に調整しましょう。
またH1タグとコンテンツの内容に関連性があることで、ユーザーだけでなく検索エンジンからも高い評価を得れます。
タイトルや見出しで興味関心の高いワードを使用すれば、クリック率の向上にも繋がりやすいです。
メタタグの最適化によりサイト評価を向上し、検索順位を上げることで、インプレッションの増加を狙いましょう。
関連性があるサイト内のページ同士をリンクで結ぶことで、クローラーがページを効率よく巡回する結果、上位表示の可能性が高まりインプレッションの増加に繋がります。
▼内部リンク挿入例①
▼内部リンク挿入例②
ユーザーが必要とする情報を外部サイトでなく内部で完結できれば、回遊率も高まり、サイト全体の評価が上がるでしょう。
関連記事: 内部リンクとは?貼り方や最適化による効果を解説
権威性や専門性・信頼性が高いサイトから外部リンク(被リンク)を獲得する方法も、間接的にインプレッションの増加に繋がります。
検索エンジンからの信頼性が増し、自社Webサイトの検索における表示順位が上がる可能性があるためです。
外部リンクを設置してもらうには、直接問い合わせるかコンテンツの質を高めて外部サイト担当者がリンクを貼ることを促します。
ただし信頼性が低い外部サイトからの外部リンクを獲得した場合は、自社サイトの信頼性・評価が下がる恐れもあるため注意してください。
信頼性が低い外部サイトの特徴
信頼性が低い外部リンク設置を放置していると、最悪の場合、順位下落などのペナルティを受けるリスクもあるため注意しましょう。
被リンクの状況はAhrefs(エイチレフス)から確認できます。
関連記事: 「被リンクとは」についてわかりやすく解説!
関連記事: SEOで差をつけるなら外部対策!方法を具体的に紹介
インプレッションを増やす時は以下の2点に注意しましょう。
入札単価を上げる手もありますが、コストの増加や予算のかけすぎに気を付けてください。
いくらインプレッションが増えても、費用対効果に合わなければプラスの成果は期待できません。
またインプレッションは、表示された回数のため、ユーザーだけでなく社内の人間がみた分もカウントされます。
人数が多い会社だと実際は社内のカウントにも関わらず、数字が取れているように感じる場合があるため注意しましょう。
適切なインプレッションなのか見極めるには時間も労力も必要となります。
自社のリソースで難しい場合は、運営代行も行っている弊社にぜひ一度ご相談ください。
インプレッションは、サイトに掲載したコンテンツがどのくらい見られたのかを確認する重要な指標です。
関連するCTR(クリック率)や、CVR(コンバージョン率)を定期的に計測し改善することで、費用対効果も良くなるでしょう。
またもしサイトのインプレッションが伸びず施策を打ちたいものの、社内のリソースが足りない場合はLeoSophiaにお任せください。
弊社では、以下のようなオウンドメディア支援サービスを一気通貫型で取り組んでいます。
インプレッション数の増加に限らず、クライアント様の目標達成まで全力でサポートいたします。
インハウスさながらの体制で取り組ませていただきますので、気になる方はぜひ一度お問合せください。
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