【オウンドメディアの集客】を完全解説。

オウンドメディアを始めてみたけど、「集客方法が分からない。」「継続的に集客し続けるためにどうしたら良いかわからない」などのお悩みの方が多いのではないでしょうか?

今回の記事では、オウンドメディアの集客についての考え方から方法、集客を増やすためのポイントを紹介していきます。

実例を基にオウンドメディアの成功事例・戦略を具体的に解説しています!


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監修者
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SEOセクション統括
坂 圭祐Keisuke Ban
月間売上20万規模だった車買取SEOメディアをオーガニック経由の流入で、月1,000万規模までグロース。100を超える自社運営SEOメディアを束ねる責任者として、様々なジャンルのメディアに対して深い知見を持つ。
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オウンドメディア集客の流れ

オウンドメディアの集客と一概に言ってもその目的によって集客方法が異なります。

例えば、多くの人に自社の商品やサービスを知ってもらう「認知拡大を目的」とする場合ともっと知ってもらい好きになってもらう、いわゆる「ファン化を目的」とする場合があります。目的が変わるとユーザーの特徴が変わるので、集客する方法も戦略的に変える必要があります。

目的別の異なる点は下記の通りです。

目的認知拡大ファン化
ユーザーの特徴新規ユーザー
→情報収集している
既存ユーザー
→購入検討をしている
目指すべきゴールアクセスコンバージョン
主な集客媒体潜在層の流入が見込めやすいSEOが中心継続的な接点が取りやすいSNSが中心

大半のオウンドメディアは、まずは知ってもらうことを目的とし、後にファン化を目指すフェーズに変わっていきます。
現時点で、自社のオウンドメディアはどちらのフェーズにいるのかを考え、集客のための戦略を立てていきましょう。

オウンドメディアの集客7つの方法

オウンドメディアの集客方法には複数の方法があります。その一例を紹介します。

上記で自社のフェーズを把握した上で、オウンドメディアの集客にはどの方法が良いのか検討してみましょう。

目的認知拡大ファン化
主な集客方法SEO流入
Web広告
プレスリリース
オフライン
SNS流入
動画流入
メルマガ
・オフライン

SEO流入

SEO流入
再現性★★★★★
難易度★★★★☆
※サイトの評価により異なる
オウンドメディアとの相性★★★★★
特徴潜在層の流入にも最適
継続的な集客が可能
専門的な知識が必要

SEO流入は検索エンジン上で上位に表示させるためのマーケティングのひとつで、オウンドメディア集客のメインとなる手法です。

特に記事型コンテンツはSNSやホワイトペーパー・メールなどで活用でき、オウンドメディアの中心として機能するため、特に相性が良い集客手法といえます。

ユーザーは指名検索以外に「悩み」や「知りたいこと」で検索を行うため、潜在層へのアプローチに最適です。

SEO流入では運営目的に合ったユーザー層にリーチできるキーワードを選定し、記事を継続的に作成・リライトすることで、長期的な流入を獲得していきます。

コンテンツを上位に表示させることができれば、多くの新規ユーザーの集客はもちろん、広告費をかけずに「継続的な集客」ができます。

ただし、上位表示されるまでは時間がかかるため、中長期的な目線で運用する必要があることに注意しましょう。

弊社では運営目的に合ったキーワードを選定することで、立ち上げ初期から短期間で成果を創出しています。

さらに知見を活かした内部リンクの構築や外部施策の実施により、サイトの強化と効果的な運用を実現しています。

コンテンツを上位に表示させるためには、各検索エンジンが定めるガイドラインを順守した上で、“ユーザーにとって有益なコンテンツを作成すること”が重要です。

SEO流入には一定の知見と専門的な技術が求められるため、効果的な運用を目指す場合は、プロのSEO事業者への依頼をおすすめします。

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SNS流入

SNS流入
再現性★★☆☆☆
難易度★★★☆☆
オウンドメディアとの相性★★★☆☆
特徴顧客との距離を縮める方法として最適
フォロワーや高品質なコンテンツが必要

SEO流入と同様にメインの集客方法となるのがSNS流入です。

SNS流入は設定したターゲットに合ったコンテンツを投稿し、適切な導線を設計することでオウンドメディアへの流入を促進できます。

弊社ではX(旧Twitter)を活用し、流入経路を多様化することで、より多くのユーザーにリーチしています。

SNS運用を行うことでオウンドメディアへの集客だけでなく、企業の認知拡大やブランディング、顧客との距離を縮めるファン化のための集客としても有効です。

また、他の集客手法と比較して、広告費をかけずに運用できる点もSNS流入の大きなメリットです。

一方で、SNSからの流入を増やすためには、フォロワーの獲得やコンテンツの拡散が必要となり、投稿の質が大きく影響します。

SEO流入と同じく定期的な配信やユーザーが求める内容の質にこだわった投稿を実施する必要があるので、注意が必要です。

動画流入

動画流入
再現性★★☆☆☆
難易度★★☆☆☆
オウンドメディアとの相性★★★★☆
特徴豊富な情報提供ができる
動画の質次第でファン化に繋げられる
ノウハウや多くのリソースが必要

オウンドメディアの集客として、YouTube等動画を利用した方法もおすすめです。

弊社ではYouTubeでの発信を通して、オウンドメディアへの流入を促進しています。

オウンドメディアのコンテンツだと、テキストを中心とした情報しか配信できませんが、動画は文字で伝えられない内容を含めた豊富な情報を提供することができます。

その内容が有益であるほど、ファン化に繋げることができコンバージョンへ促すことが可能です。

また、作成した動画はオウンドメディアのコンテンツ内に設置することで記事から動画をみられるという相乗効果も期待できます。

ただし、動画の作成にはノウハウだけでなく、コストや多くのリソースが必要であることを把握しておきましょう。

Web広告

Web広告
再現性★★★★☆
難易度手法によって異なる
オウンドメディアとの相性★★★☆☆
特徴集客の即効性に最適
費用対効果が合わない場合があるので注意

一定のコストは必要ですが、Web広告による集客方法もあります。

Web広告は設定した目的やターゲットに合った種類を選定し、効果を分析しながら施策を強化・改善し、継続的に運用する手法です。

弊社では商品・サービスを紹介し、成果に応じた報酬を受け取る成果報酬型広告(アフィリエイト)を活用し、収益の最適化を図っています。

Web広告の最大のメリットは「即効性」。広告を出すことですぐにコンテンツが上位に表示されユーザーに対して素早くアプローチすることができます。

しかし、”オウンドメディアの集客”という視点では費用対効果が見合わない場合があるため、Web広告による集客はあまりおすすめできません

Web広告は商品やサービスをダイレクトに訴求するのであれば、コンバージョンに繋がりやすいため問題ないです。

しかし、コンテンツを広告として出稿しても、特に潜在層はコンバージョンに繋がりにくいうえに、リスティング広告の場合であれば、検索キーワードと出稿したコンテンツの内容が一致していなければ、流入さえ見込めない可能性もあります。

そのため、Web広告による流入を目指すのであれば、配信するユーザーの選定をしっかり行うこと、出稿するコンテンツは商品紹介や比較記事などコンバージョンに繋がりやすいものを選定するようにしましょう。

プレスリリース

プレスリリース
再現性★★★★☆
難易度★★★☆☆
オウンドメディアとの相性★★★☆☆
特徴活用法によっては新規ユーザーを多く集められる
ブランディング効果もある

オウンドメディアの集客としてプレスリリースを利用した方法もあります。

プレスリリースとは、企業や団体がメディアを通してメッセージを届ける手段で、メディア関係者がニュース素材として文書をまとめたものです。

目的やターゲットに合った記事を作成・配信し、SNSやWebサイトで引用・拡散されることで、オウンドメディアへの訪問者増加が期待できます

弊社ではプレスリリースを活用して被リンクを獲得し、オウンドメディアへの流入を促進しています。

一定のコストは必要ですが、うまく活用することで多くのメディアに取り上げられることができ、新規ユーザーに対してコスパ良くリーチしやすい手法です。

プレスリリースは活用法によってはブランディングも行えるため、自社に関心を集められオウンドメディアの集客に大きく貢献します。

ただし、プレスリリースはメディア関係者の関心を引く内容でなければ取り上げてもらえないため、テーマの選定やコンテンツの質が重要です。

メルマガ

メルマガ
再現性★★★★★
難易度★★★☆☆
オウンドメディアとの相性★★★★☆
特徴費用対効果が高い
顧客育成に最適

メルマガは、ターゲットへ確実に届けられるため費用対効果が高い施策の1つです。

オウンドメディア集客におけるメルマガはターゲットに合わせたコンテンツを作成し、適切な頻度で配信することで、サイトへの流入やエンゲージメント向上を図る手法

自社が配信する内容に関心の高いユーザーであるため、オウンドメディアへの流入の可能性が高く、さらに接点を持ち続けられるのでファン化にも繋げられやすく潜在層から顕在層への育成も可能です。

また、オウンドメディアのコンテンツの内容を送付することができるためリソースを大きく使わないのもメリット

ただし、配信頻度が適切でないと開封率の低下や読者離れに繋がり、逆効果になる可能性もあるため、注意が必要です。

オフライン

オフライン
再現性★★☆☆☆
難易度★★★☆☆
オウンドメディアとの相性★★★★☆
特徴直接コミュニケーションを取ることができる
強い関係構築ができ、コンバージョンへ繋がりやすい

オウンドメディアの集客にはオンラインでの施策が中心ですが、オフラインでも可能です。
例えば、イベントや紙媒体での告知があります。

オフラインで集客に繋げるには、ターゲットに合った集客方法を選定し、デジタルと連携することが重要です。

オフラインでの集客は、ユーザーと直接コミュニケーションを取ることができるためオンラインと比べ強い関係性を築くことができます。

ただし、イベント開催やチラシなどの制作にはコストや人的リソースがかかるため、費用対効果を考慮しながら実施することが大切です。

可能であれば積極的に行っていくことをおすすめします。

オウンドメディアでの集客を増やすポイント

オウンドメディアの集客の考え方や手法を理解した上で、最後にそれらをうまく活用するための集客を増やすポイントをお伝えします。

メディアの目的・目標をしっかりと定める

オウンドメディアの集客を成功させるためには、まず「オウンドメディアの目的と目標」しっかり定めましょう。

冒頭でもお伝えしたように、オウンドメディアの目的によって集客するための方法が異なります。
そして、その目的にあった数値目標を明確化させることで今後の方針が決まり、効率の良い集客を行えます。

例えば、「認知拡大」を目的とするのであれば、目標は「月間のPV数」「コンテンツの配信量」などになります。

弊社が支援したゴルフの関連メディアでは、潜在層への認知拡大という明確な目標を設定したことで、立ち上げ初期から短期間で以下のような成果が得られました。

  • アクセス数:7か月で月間13万アクセス
  • 検索順位:1ヶ月目から1桁順位

成功の要因は上位表示が見込めるキーワードの選定にあり、ユーザーの目に触れやすいキーワードでコンテンツ制作することで検索エンジンからの流入を最大化しました。

このように明確な目標があれば目標達成に向けて逆算型の施策を展開できるため、中長期的な目線での運用が必要なオウンドメディアでも短期間で結果を得られます。

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目的・目標に沿ったコンテンツを作成する

メディア自体の目的と目標が決まったら、それに沿ったコンテンツを作成することが重要です。
オウンドメディアの集客方法は、複数ありますがコストやリソースをかけて集客に成功したとしてもユーザーの求めるコンテンツが揃っていないと意味がないためです。

また、オウンドメディアのメリットは商品やサービスを紹介するだけでなく、検索したユーザーの悩みを解決できる点にあります。
商品やサービスに関連する悩みにアプローチしたコンテンツを提供することで、潜在層の顧客を獲得することができます。

例えば、潜在層への認知拡大を目的する場合、「商品紹介」など購入を直接促すコンテンツを発信しても、潜在層には届きにくいでしょう。

弊社では潜在層の悩みに関連するコンテンツを発信し、解決策の一つとして商品・サービスの紹介を行うことで顕在層への育成を図っています。

このようにターゲットとなるユーザーの関心や悩みに寄り添ったコンテンツを提供することでオウンドメディアをより効果的に運営することが可能です。

集客を成功させるコンテンツ作成を行いたいかたはこちらもチェック

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利活用できるか意識する

オウンドメディアのコンテンツを作成する際、「集客するための他チャネルで活用するなら」を意識するようにしましょう。

オウンドメディアの集客を行うために、各チャネルごとに一からコンテンツを作成するとかなり多くのリソースとそれに伴うコストが発生してしまいます。
そこで、オウンドメディアのコンテンツを作成する際にSNSでも活用しやすそうな画像に仕上げたり、メルマガで関心を得やすそうなタイトルに設定してみたりすることで、コンテンツを再利用することができます。

こうすることで、リソースの削減に繋がり、各チャネルがしっかり関連したものになるため集客もしやすくなります。

複数チャネルを連動させる

上記では、集客のための方法を紹介しましたがその中の1つだけを選ぶのではなく、可能な限り複数の方法を試し「相乗効果」を狙うようにしましょう。

例えば、オフラインの告知をSNSで行うことで、多くのユーザーに届けられたり、オフラインで会うことでフォロワーとの関係構築に繋がり、結果的にオウンドメディアへの流入増加も期待できます。

オウンドメディアの目的に沿ってチャネルを選ぶことは重要ですが、各集客方法にはメリットとデメリットが存在します。

自社にとってその長所が活かせ、懸念点を払拭できるのであれば様々な手法に挑戦する価値はあります。

相乗効果を生みだすためには、以下のようにオウンドメディアの目的に沿って適切なチャネルと組み合わせ、連動させることが大切です。

目的チャネル
新規認知・プレスリリースによるメディア掲載
・SNSでの拡散
・Web広告によるリーチ拡大
⇒幅広い層にアプローチできる
顕在層の集客・リスティング広告
・SEOで比較・検討系のコンテンツの作成
・LPへの誘導
⇒すでにサービスに関心があるユーザーを獲得できる

各チャネルの相乗効果を狙って、効率の良いオウンドメディアへの集客を狙っていきましょう。

オウンドメディアの集客で高い効果を得よう

今回の記事では、オウンドメディアの集客について紹介しました。
オウンドメディアでユーザーを獲得していくためには、オウンドメディアに対する考え方やその考えに沿った手法とコツを理解し実行することが重要です。

しかし、多くの会社は「集客すること」がゴールではないかと思います。

本来のゴールは、その先にある認知拡大売上獲得です。これを叶えるためには、「適切なオウンドメディアの構築」が必須です。

弊社株式会社Leo Sophiaは、この適切なオウンドメディアの構築を得意としており、さらに集客のための他チャネルとの戦略を立てることも可能です。

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著者
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SEOコンサルタント
荻野 陽介Yousuke Ogino
メディア事業にて金融・教育関連のメディアディレクターを担当し、金融系メディアを月1,000万規模までグロース。テクニカルSEOをはじめ、SEOマーケティングに強みを持つ。
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