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SEOで競合と差をつけるなら外部対策がおすすめ!具体的な方法も紹介

SEO外部対策は、SEO上位表示を狙ううえで欠かせない重要な施策です。

とはいえ、「具体的に何をどう進めればいいのか分からない」という担当者の方も多いのではないでしょうか。

当記事では、SEO外部対策の目的や重要性、内部対策との違い、具体的な施策内容を解説します。

どのように外部対策を進めていくべきかが分かるので、ぜひ参考にしてください。

読み進める前にSEO対策についてもう一度確認したい方はこちら。
>>SEOとは?種類や仕組みから必要な施策まで初心者でも分かりやすく解説

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監修者
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SEOセクション統括
坂 圭祐Keisuke Ban
月間売上20万規模だった車買取SEOメディアをオーガニック経由の流入で、月1,000万規模までグロース。100を超える自社運営SEOメディアを束ねる責任者として、様々なジャンルのメディアに対して深い知見を持つ。
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SEOの外部対策とは?

SEO外部対策とは、外部サイトから良質なリンクや紹介をもらうことでSEO評価を高める施策です。

適切に対策をするために、理解すべきポイントを解説します。

  • SEO外部対策の目的と重要性
  • SEO内部対策との違い
  • SEO外部施策の種類や追うべき指標

正しく把握をして、SEO評価向上を目指していきましょう。

SEO外部対策の目的と重要性

SEO外部対策の目的は、Googleからの評価を向上させて検索順位を上げることにあります。

SEO外部対策が重要な理由は主に下記2つです。

  • 「第三者からも評価されているサイト」と認識される
  • クローラーが回りインデックスされやすくなる

外部サイトからリンクを獲得すると「第三者から評価されているコンテンツ」とGoogleに認識されます。

昨今重要視されている「EEAT(経験・専門性・権威性・信頼性)」のうち、権威性・信頼性を高める要素でもあり、その重要性はGoogleが公式に明示しています。

4. ウェブ上の民主主義は機能する。

Google 検索が成果を出し続けている理由は、何百万人ものユーザーがウェブサイトに張ったリンクを参考に、どのサイトが価値のあるコンテンツを提供しているかを判断しているためです。Google では、200 以上の基準と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。特許を取得した PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最も良い情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。また Google は、オープンソース ソフトウェア開発にも力を入れており、多くのプログラマーの力の結集によって技術革新が進んでいます。

※引用元:Google について|Google が掲げる 10 の事実 

もう1点、外部対策によってクローラーに発見されやすいというメリットもあります。

検索エンジン上では、「クローラー」と呼ばれるロボットがWeb上の膨大なページを巡回しています。

公開したページはクローラーに発見・認識されてはじめて検索結果に表示されるので、巡回を早めることは非常に重要なポイントです。

クローラーは内部・外部リンクを辿ってページを巡回しているので、外部対策で被リンクを集めることによりクローラーの巡回も早めることができるというわけです。

E-E-A-T(E-A-T)についてさらに詳しく知りたい方はこちら。
>>E-E-A-T(E-A-T)とは?重要な理由やそれぞれの具体的な施策を解説

SEO内部対策との違い |どちらを優先するべきか解説

SEO内部と外部対策の大きな違いは、「サイト内で完結するSEO対策かどうか」という点です。

具体的な違いは下記になります。

目的具体例
内部対策(サイト内部で完結)サイト内部を最適化することで、検索エンジンからコンテンツを正しく読み取り適切に評価できるようにする・サイト構造最適化・タグ最適化・良質なコンテンツ作成・ページエクスペリエンス最適化
外部対策(外部サイトへの働きかけが必要)外部サイトからのシェアを獲得することで、第三者からも評価されていることを検索エンジンに伝える・被リンク獲得・サイテーション獲得

内部対策・外部対策はどちらも役割が異なるので、前提として並行して進めるのがベストです。

ですが優先順位をつけるとすれば、まずは内部対策を進めていくことをおすすめします。

なぜなら内部対策はSEO評価を受ける上での土台となる部分で、最も大きく影響する要素だからです。

内部対策が為されていない低品質なコンテンツでは、外部サイトから評価を得ることも難しいでしょう。

前提として内部対策をしっかりと行い良質なコンテンツを公開することが、結果的に被リンク・サイテーション獲得に繋がっていきます。

SEOの内部対策についてさらに詳しく知りたい方はこちら。
>>SEOの内部対策とは?必要な19の施策や行ってはいけない内容も解説

SEO外部対策の具体的な方法と指標

SEO外部対策には、主に下記3つのアクションがあります。

  • 被リンク獲得
  • サイテーション獲得
  • SNS施策

いずれのアクションも追うべき指標は「量」と「質」です。

大量にリンクを貰えればいいわけではなく、良質なリンクか否かもGoogleから重要視されています。

良質なリンクとは、自社サイトと関連性が高いサイトのリンク・権威性の強いサイトのリンクのこと。

また作為的ではなく自然な形でリンクが送られているかが非常に重要なポイントです。

良質なリンクを獲得するための具体的な外部対策の方法を解説するので、是非自社サイトの強化に役立ててください。

被リンクの獲得

被リンク獲得は、外部サイトから自社サイトへにリンクを貰うことを指します。

リンク獲得には、以下のような方法があります。

  • 独自情報を盛り込んだオリジナルコンテンツ作成
  • プレスリリース出稿
  • インタビュー掲載監修者掲載

最も自然な形での被リンク獲得方法は、自社ページを情報の参照元として掲載してもらうことです。

そのためには独自調査した情報・レポートなどの一次情報を盛り込み、ユーザーが引用したくなるコンテンツを作ることが大切です。

さらに上記独自コンテンツをプレスリリース配信することで、より多くのユーザーに届けることができます。

またサイトで扱っている商材・サービスに関連する企業などにインタビューを行い、インタビュー内容をコンテンツとして公開する方法もあります。

先方のサイトから「〇〇(サイト名)にインタビューが掲載されました」という形で被リンクをもらいやすく、双方の知名度が上がりwin-winな状態を築けます。

その他専門家に記事を監修してもらい、監修者のSNSやWebサイトで監修実績として被リンクを受ける方法も。

どんなコンテンツ・アプローチなら被リンクを貰いやすいか、という視点でコンテンツを企画してみてください。

被リンクについてさらに詳しく知りたい方はこちら。
>>被リンクとは?メリットや効果から獲得する方法まで具体的に解説

サイテーション獲得

サイテーションは、サイト名・企業名・サービス名等の情報が他サイトで言及されることを指します。

サイテーションを得るために意識すべきポイントは以下です。

  • 複数媒体でPRし認知度を上げる
  • Googleビジネスプロフィールに登録する

サイテーションはリンク無しで言及されるだけでも評価されます。

そのためSNS・ブログ・プレスリリース・広告出稿など複数の媒体を活用して、自社の商材やサービスがユーザーの目に触れる機会を作ることが重要です。

出来る限りトレンド・話題性のあるコンテンツを意識しながら、定期的に発信を続けていきましょう。

またGoogleビジネスプロフィールにも登録をしておきましょう。

Googleビジネスプロフィールに自社の情報を登録すると、ローカル検索で表示されるようになり、認知度向上に役立ちます。

実店舗を持っていなくても無料で利用できるので、可能な限り詳細情報を記載し、定期的な更新を心がけましょう。

SNS施策

SNSを積極的に運用して認知度を高めるSNS施策は、現代において非常に重要な施策です。

外部対策として直接的な効果を発揮するわけではありませんが、社名やサービス名の認知度を高めることで被リンクやサイテーション獲得にも繋がります。

SNSアカウントを運用する際は企業名・サービス名・店舗の所在地などをきちんと明記し、ユーザーが発信元を正しく認知できるようにしておきましょう。

またコンテンツにおいては、SNSで拡散されることを意識してシェアしやすいUI設計にすることも重要なポイントの一つです。

コンテンツの文頭や文末など、ユーザーの目につきやすい場所にソーシャルボタンを設置し、拡散されやすいデザインを心がけましょう。

SEO外部対策で気を付けること | ペナルティには注意

SEO外部対策を行ううえで気を付けるべきなのは、主に「被リンクの質」です。

特に以下はGoogleペナルティの対象となりやすい被リンクとなります。

  • サテライトサイトからの被リンク
  • 関連性が低いサイトからの被リンク
  • 低品質コンテンツからの被リンク

Googleペナルティとは、Googleが提示する「品質に関するガイドライン」に反するサイトに課されるペナルティのこと。

検索順位を大幅に下落したり、検索エンジンから削除されることもあるので注意が必要です。

以下で気を付けるべき被リンクの種類をご紹介します。

①サテライトサイトからの被リンク

サテライトサイト※を作成してメインサイトにリンクを送る行為、いわゆる自作自演リンクは避けましょう。

※サテライトサイト:メインサイトへのアクセスを集めるために作られた別サイトのこと。メインサイトとは異なるドメインを使用し、関係性を明示していないサイトが一般的

複数のサテライトサイトから被リンクを得れば被リンクの「数」は増やせますが、不自然なリンクと判断されればペナルティを受ける可能性があります。

上述の通り被リンクは数だけでなく「質」も重要視されているため、自作自演で被リンクを増やす行為はやめましょう。

➂関連性の低いサイトからの被リンク

自社サイトと関連性が低いサイトから被リンクをもらっても、評価は高まりません。

【例】
「SEOマーケティング」についての記事を中心にコンテンツ展開しているサイトが、「車買取サービス」を展開するなど、他ジャンルサイトからリンクをもらっている

自社サイトで展開するテーマと関連性があるサイトからリンクをもらえるよう、戦略を練ることが大切です。

➂低品質コンテンツからの被リンク

下記のような低品質コンテンツからの被リンクも、Googleからの評価は得ることができません。

  • 他サイトのコンテンツをコピーして作られたサイト
    →他サイトの文章や画像をそのまま貼付けているサイト
  • アンカーテキストが不適切なサイト
    →検索キーワードを並べただけ・リンク先と関係ないキーワードのアンカーテキストでリンクが送られるている状態
  • リンクサイト
    →リンクを集めただけで、オリジナルコンテンツなどの内容がないサイト

かえって自社サイトまで低品質と判断され、検索順位が下落する可能性があります。

意図せず低品質なサイトや悪質なサイトから被リンクが送られている場合は、Google Search Consoleの「リンクを否認する」機能を使いましょう。

そのまま放置しておくと、記事順位が下がるだけでなくペナルティを受ける可能性があります。

週1回は意図しない低品質リンクが送られていないかを確認するなど、定期的にリズムを作って事前に対処するのがベストです。

SEO外部対策で活用がおすすめなツールを紹介

SEO外部対策を強化するうえで活用したい、おすすめのツールをご紹介します。

  • Ahrefs(有料)
  • Google Search Console(無料)

どちらもサイト運営をするうえでは必須のツールなので、ぜひ参考にしてください。

Ahrefs(エイチレフス)

エイチレフスは、自社サイトだけでなく他社サイトの状況も分析できる有料ツールです。

以下を分析でき、自社サイトと競合サイトの外部対策における差分が分かります。

  • ドメイン単位/ページ単位での被リンク総数
  • 被リンクの多いページ
  • 被リンク元(掲載先サイト)
  • アンカーテキスト(どのようなアンカーテキストでリンクされているか)

競合サイトが獲得している被リンクを把握することで、被リンクアプローチ先や被リンクされやすいコンテンツの参考にできます。

その他競合サイトが獲得しているオーガニックKW等、記事作成時に役立つ機能もあるので是非利用してみてください。

Google Search Console

Google Search Consoleでも、自社サイトの被リンク状況を確認することができます。

外部リンクは、画面左メニューバーのリンク>外部リンク から、リンクの多いページ・リンク数・リンク元のサイトが確認できます。

サーチコンソールの操作画面

また先述した通り、意図しない外部リンクが見つかった場合はリンクを否認することもできます。

記事のブラッシュアップに活用している方は多いと思いますが、是非外部対策でも活用してみてください。

SEO外部対策は早期に対応しておくことがおすすめ

SEO外部対策は、内部対策と並行して行うべき非常に重要な対策です。

施策の難易度が高く工数もかかるぶん長期戦になりやすいので、サイト初期から早めに戦略をたて実行しなければなりません。

弊社オウンドメディア運営支援サービスでは、被リンク・サイテーション獲得・SNS連携など外部対策もしっかりとサポートいたします。

(権威性が高いサイトから良質な被リンクを獲得している実績が多数ございます。)

コンテンツ制作・更新など内部対策だけでなく、難易度が高いSEO外部対策も全力で支援いたしますので、是非お気軽にご相談ください!

外部対策を含むSEO対策の外注化について詳しく知りたい方はこちら。
>>SEO対策は外注化がおすすめ!内部体制との比較や費用相場も解説

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著者
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コンテンツ責任者
松尾 修兵Shuhei Matsuo
約3年間、DtoC事業部にてメンズ向けコスメの商品開発を担当。ディレクター経験の中、効果的なコンテンツ戦略の策定と実行し、組織全体のコンテンツ向上に寄与・貢献し、コンテンツ統括者として抜擢。
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