新規メディア立ち上げ後、事業部最速収益化を実現。新卒入社7ヶ月で感じた"裁量"のリアルと自身の成長

PUBLISH DATE //

内定者インターンとして、メディア事業部SEOセクションに配属されて以降、新規メディアの立ち上げ、事業部最速の2週間で収益化を実現した、22卒入社の梅さん。
その後も成長のスピードを緩めず、入社7カ月でSEOセクションのリーダーとしてメンバー5名、年間総売上約4,000万円のメディアをマネジメント。
メディア事業部・SEOセクションで挑戦を続ける梅さんに、Leo Sophia Groupの仕事についてお話しを伺いました。

(ライター:人事広報 佐久間)


目次

  1. 新規メディアの立ち上げ 事業部史上最速の収益化を実現
  2. 入社7カ月でマネジメントへ挑戦。上司の思考・行動をトレースする日々
  3. 新卒入社から半年間 感じる「視座・視野・視点」の変化

プロフィール

梅 華音 メディア事業部 SEOセクション ディレクター 

2022年に京都大学経済学部を卒業後、新卒でLeo Sophia Groupへ入社。
現在はSEOメディア4つを担当し、方針策定から戦略立案、分析、検証まで一貫して担うとともに、2022年9月からマネジメント業務への挑戦も始める。

■SEOとは…
Search Engine Optimization の略で「検索エンジン最適化」のことを意味する。
Googleなどの検索エンジンの検索結果で、自社(自分)のWebサイトをインデックスさせて露出を増やしたり、上位表示させて検索流入を増やすための対策のことを「SEO対策」と呼ぶ。


メディア事業部概要

自社メディアにクライアントの広告を掲載するビジネスモデルを中心に、SEOメディア・Instagram・YouTube・TikTokと多種多様な領域でインターネットメディアを展開。
ユーザーが抱えるニーズの徹底的な調査・分析、コンテンツ企画の策定、制作、発信を通じ、数千、数万ユーザーの生活の質向上に寄与する。


新規メディアの立ち上げ 事業部史上最速の収益化を実現

ー 内定者インターン時から、新規メディアの立ち上げも行なったのですね 

はい。入社前の内定者インターン時に新規メディア立ち上げのお話をいただいたのですが、当時は率直に「今の自分にできるのか?」と思いました。

任せていただいたジャンルは比較的収益化し易いものでしたが、それにしても、当時の私は走り出しのひよっこマーケターです。
不安はありましたが、立ち上げの経験を早期に積むことでスムーズにスキル向上ができるのではないかと思い、挑戦させていただくことに決めました。

当社の事業フェーズでは、社員一人一人が高いパフォーマンスを発揮することが、ダイレクトに事業成長へ繋がります。それは新卒社員も例外ではありません。
そのため「新卒だから」といった考えは存在しておらず、マーケターとして「既存メディアを伸ばし、新規メディアを仕込む」仕事を、当然のように任せていただいたという経緯です。
以降も複数回、新規でのメディア立ち上げ業務は担わせていただいております。

ーとはいえ、初めての立ち上げは苦労したのではないですか?

勿論簡単ではありませんでした。
メディアのコンセプト設計やデザインを自身のアイディアを元に生み出していくのですが、もちろんのこと、メディアは立ち上げて終わりではありません。
そのメディアを運用し、利益を生み出すまで一貫して手がけていきます。言わば、ビジネスの上流から下流まで担う仕事です。

その上で、一番上流であるコンセプト作りが非常に難しかったです。
ユーザーニーズへ的確にコンセプトを当てはめていかなければ、いくら時間をかけてメディアを作ったとしても、求められるコンテンツではないため利益を生みだせない可能性があります。つまり、苦労が水の泡になるのです。

ー 重要なコンセプトを、どのように作っていきましたか?

コンセプト作りの起点はユーザーのことを具体的にイメージし、ニーズを深掘りし、具現化していくことから始まります。

ユーザーニーズを深掘りするためには、憑依型と分析型があります。
憑依型は、ユーザーになりきり行動習慣を考えること、分析型は定量的なデータを元にユーザーを理解していきます。

どちらのアプローチも実施していきますが、私は特に「自分で実際にサービスを使ってみる」ことで、そのサービスを使い得るユーザーになり切ることを徹底的に行いました。
そのようにしてユーザーへ憑依し、どのような時にそのサービスを使いたいと思うのかを具体化しなければ、ユーザーニーズに即したコンセプトのメディアは作ることができません。

また、プライバシーポリシーをはじめとしたビジネス上の法律も全く知らなかったので、自分が立ち上げるメディアが法に触れることはないか、調べながら進める必要がありました。

これに関しては、本来チーム内にナレッジとして体系化されている部分なので、その通りに行っていけば問題はありません。
一方で、その内容や仔細を知らずに、責任者として進めていくことを避けたかったことと、事業家としてビジネスを起こすには当たり前の知識として蓄えたいと考えていたため、熟知できるよう取り組みました。

何が何だかわからないながらも、わからないことを見つけたら一つずつクリアにしていく、その繰り返しで乗り越えていきました。

ー 法律のことまで。本当に、最初から全て作り上げていったのですね。

そうですね。

入社前、「Leo Sophia Groupの仕事には裁量がある」とよく聞いていました。
実際に仕事をしてみて、まさかここまで自分の意思で進めていくとは思っていなかったので、想像を裕に超えています。

まさしく「裁量がある」仕事を任せてもらえていると実感するのですが、それはいい面だけではなく、実際はハードです。
なぜなら、それだけの意思決定権や、責任も同時に任せられているからです。

全てがマニュアル化され、同期と同じように業務を覚えて、上司の指示の元でとにかく働く仕事像は、Leo Sophia Groupにありません。
もちろん、業務のオペレーションや、教育体制については確りと体系化されていますが、ベースは自分の頭で考えて、自分の行動に変えていく仕事のスタイルです。

そこに確固たる意思と意図を持ち自らの行動を選択していくので、責任は自身に帰属します。
ただ、もしうまくいかなかったとしても、それを「失敗」と咎めることはなく、あくまで「学び」を得られたとする文化も後押しするため、怯えず挑戦を続けることができるのだと思います。


入社7カ月でマネジメントへ挑戦。上司の思考・行動をトレースする日々

ー今はマネージャーとしての一面もお持ちだと聞きました

はい、9月頃からマネジメント業務も任せていただいております。

年上の中途入社社員のトレーナーとして、SEOマーケティングに関するオンボーディングから始まりまして、現在はチームメンバー5名のマネジメントを担わせていただいております。
目標は、SEOセクション内で「最も売り上げを創るチーム」にすることです。

ーマネジメントの難しさを感じることはありますか?

ありますね。
最近感じたことは、「自分の理解と相手の理解は100%合致することはない」ということです。
例えば、メンバーへ依頼したクリエイティブの制作が、こちらが意図したものとは全く異なるアウトプットとして出てくる…といった具合です。

これは私自身の伝え方に問題があると考えておりまして、どのように伝わっているかを見極めるまでが「伝える」であると身を引き締めました。
それからは、依頼を伝える際に「目的」や「背景」も必ず付け加えたり、アウトプット物のイメージをその場で共有いただいたりといったことを心がけています。

そうして双方の理解が合致していると判断したら行動に移していただく。そのようなコミュニケーションを意識しています。

ーマネジメントスキルを高めるために、工夫していることはありますか?

私は以前から、尊敬している人のことをよく見て真似する癖があります。
その道に長けていたり、技術として優れているのであれば、参考にして自分の力にそのまま変えることほど効率的なことはないと考えるからです。
そのため、直属の上長を初めとした先輩方の姿を観察し、受け売りかの如く取り込んでおります。

真似するだけではなく、上長へ質問をしたり、書籍で学んだりと、自分で情報を取りに行くことも欠かさず行っています。

私はまだまだ知らないことも多いですし、視野の広さでは先輩方には劣ります。
つまりそれは、マネジメントできる幅が相対的に狭いことを意味します。その幅をいかに広げ、メンバーへ還元できるかを自分の中でミッション化していますので、誰よりもインプットを重ねることを意識して取り組んでいます。

ー「最も売り上げを創るチーム」を実現するために、何が必要だと思いますか?

メンバーが全員、目標に向けて逆算して行動ができる、「課題解決型」集団になることだと考えています。
上長に依頼されるのではなく、自分たちで目標に向けてどうしたら良いかを考え自走できる組織になることを目指しています。

そのために意識していることは、それぞれが抱える業務のゴールが何かを定め、バックキャスティングすることで課題や打ち手を明確にしていく思考プロセスを、対話を通じて共に身につけていくことです。

 

ただ、これだけでは足りないと思っています。
これは事業部長(永崎)から教わったことですが、結局のところ人をマネジメントするにはマネージャー自身の人間力がとても重要ということです。

「人は論理ではなく感情で動く」と言われます。いくら論理的に正しいことを語り続けても、”この人に付いていきたい”この目標を共に達成したい”と思われなければ、人は行動しません。
チームを牽引する者として「一緒に頑張りたい」と思ってもらえる、そのようなリーダー像になれるよう自分磨きも厭わず行っていきたいです。


新卒入社から半年間 感じる「視座・視野・視点」の変化

ー入社から早くも半年以上が経過しましたが、感じることはありますか?

熱量は変わっていませんが、組織マネジメントに対する理解が深まったと感じています。

この半年間、非常に濃い経験を積ませていただきましたが、一人で出来ることには限界があることを身を持って感じました。
メディア運営を通じて、事業を牽引していくにはチームの総和を高めていかなければならないことを学び、ピープルマネジメントや組織ロジックを学ぶ重要性を感じました。

また、自身の視座・視野・視点にも変化がありました。
メンバー時代は縦の視座(物事を認識する時の立場)しか意識していなかったなかったのですが、横の視野を広げていく必要性を感じています。

例えば、当時は自分が担当するメディアの成長や売上拡大だけを考えていたのが、今は事業部内の別セクション(SNS、YouTube等)の状況も常に頭の片隅にあり、「SNSやYouTubeからヒントを得ることはできないか?」「私が知ったこと、やっていることがSNSセクションに役立たないかな…」といった具合に、考えるようになったのです。

 

これは、仮に自分が事業部全体を率いていく立場になった時、必ず組織全体を見渡せる広い視野が必要であると考えたことがきっかけです。

自分のチームや、所属するセクションがより大きな成果を出せればいいのではなく、他チームやセクションとシナジーを生み出すことで、互いにより大きな成果を生み出すこと。
結果的に、事業部や、全社の更なる成長に繋がっていくこと。
これを実現するのが、理想とするリーダー像だと思い、自分自身の視座・視野・視点を意図的に変えるように意識しています。

ー今後の意気込みを教えてください

SEOセクションを、Leo Sophia Groupで一番利益を残す事業部にさせたいと思っています。
まだまだ拡大余地があるため、これを強く牽引する人材になれたらと思います。

また、2年半後には”事業部長”になり、事業を担う姿を思い描いています。
その後は、新規事業に挑戦したいと考えていますね。

Leo Sophia Groupは多くの事業を展開していますし、事業領域に制限はないため、事業家としてのキャリアを積める環境が整っていることは非常に魅力を感じています。

必ず実現させます。

 

 

 


Leo Sophia Groupでは、2025年卒 新卒採用を実施中です。詳細は下記をご覧ください!

エントリーページ


中途採用の最新情報は下記をご覧ください。

▶公開している求人媒体、コーポレートサイトからもエントリー可能です!

新卒採用 NEW GRADUATES 中途採用 MID CAREER