ありたい姿を自分の力でつかみ取る。事業部間異動で見せた成長と活躍

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2022年2月にLeo Sophia GroupのDtoC事業部に入社し、化粧品ブランドのマーケティング職を経て、約10ブランドにおける商品開発に従事した根路銘。
2年間のDtoC事業部の経験を経て、現在はHR部に異動し、店舗事業の採用責任者として6名のマネジメントをしている。
今回は事業部間異動を通して、飛躍的な成長を遂げた裏側にある『想い』を伺いました。

 


目次

  1. プロフィール
  2. 『将来ありたい姿』を叶えるために。これまでの経歴
  3. DtoC事業部での経験
  4. DtoCの経験を武器に、新たなフィールドでの躍進
  5. 事業部間異動を経て感じる、新しい選択肢
  6. Leo Sophia Group制度の紹介


プロフィール

根路銘 梨乙(ねろめ りお)

2019年に大学を卒業後、新卒でIT企業に入社。法人向けの新規・既存営業にて圧倒的成果を残し、2年目ではサブマネージャーに昇格。
『将来的に自分でブランドを立ち上げる』という夢を叶えるべく、2022年2月にLeo Sophia Groupにジョイン。


『将来ありたい姿』を叶えるために。これまでの経歴

-入社前の経歴と、Leo Sophia Groupへの転職理由をお聞かせください。

前職では新卒で入社したIT業界で営業職として従事し、新卒2年目ではサブマネージャーを務め、厳しいながらも充実した日々を送っていました。

しかし、さらなる昇格が目前に迫っていた中で、当時の統括マネージャーの業務内容が、自分の業務と大きく変わらないことに気づきました。 具体的には、上位の職位となっても、プレイヤーとしての役割の延長線上の業務が主であるということです。

言い換えると、このまま昇格しても、営業戦略やマネジメントの策定等のビジネスの上流に近い仕事ができないと悟ったのです。

そういったことから、将来のキャリアに対する期待が薄れ、もっと自分の成長を感じられる環境に身を置きたいと考え、転職を考え始めました。

その上で、改めてキャリアを考えたとき、経営者である母の影響から幼少期に抱いていた『将来的に自分でブランドを立ち上げたい』という漠然とした目標が再び浮かび上がりました。

この目標を形にすべく、事業会社でマーケターを目指そうと考え、そこで偶然見つけたのがLeo Sophia Groupでした。

調べていくうちに、Leo Sophia Groupの価値観に強く共感し、自分はここがマッチしているという確信を持ち、選考を受けました。その結果、応募から2週間以内に内定をもらうことができました。これは、おそらく過去最速だと思います(笑)


DtoC事業部での経験

-DtoC事業部での業務内容を教えてください。

当時は、DtoC事業部に所属し、マーケターとして化粧品ブランド「ランテルノ」のEC販売に従事していました。 中でも、月間売上が2,000万円規模のハイドロキノンクリームなど、複数の商品を手掛けていました。

具体的な業務としては、モール型ECサイトの販売戦略の策定と、例えば楽天スーパーセールのような販売イベント時の最適な割引率や訴求内容の検討、クリエイティブの制作です。 そこでのミッションは、「顧客への価値提供を通じて利益を最大化すること」でした。

その後、商品やサービスの開発から販売戦略まで、トータルで計画を立て実行していく役割を担う、MD(※1)チームに異動しました。そこでは、約10ブランドの開発担当として、ゼロからの自社商品の開発に従事していました。

異動のきっかけとしては、上長とMDチームのリーダーからお声がけいただいたことです。

入社時から「将来的には自分のブランドを立ち上げたい。そのために商品開発にチャレンジしてみたい」という旨を上長に伝えていたため、私のありたい姿に対して適切なポジションを提示してくださったのだと思います。

※1 MD :Merchandising(マーチャンダイジング)の略で、商品の企画・開発~販売方法やサービスの立案などを、戦略的に行う活動

-DtoC事業部全体の経験を経て、どのようなスキルが培われましたか?

マーケターの経験からは、マーケティングの基礎知識はもちろん、定量的な思考法短いサイクルでPDCAを回す思考力が身につきました。 具体的には、データ分析を基にした戦略の立案と実行を繰り返すことで、迅速かつ効果的なマーケティング活動を行うスキルが磨かれました。

MDの経験からは、主にプロジェクトマネジメントスキルと、顧客のインサイトを捉え、定性的な観点から市場に適した商品を開発する思考法が培われました。これは当時の上長方に叩き込まれました(笑)

マーケターとしてブランド側の視点を身につけてからMDに異動したからこそ、ブランド担当者が何を重視しているかを理解しやすく、スムーズな提案が可能でした。

そのため、異動後もブランド側の意図を汲み取りながら、お客様に喜ばれる商品を作り出すことができました。

これらの経験を通じて、定量的なデータ分析と定性的な顧客理解をバランスよく活用し、効果的なマーケティング戦略を実行できるようになりました。マーケターとMDの両面で培ったスキルが、私のキャリアにおいて大いに役立っています。


DtoCの経験を武器に、新たなフィールドでの躍進

-そこから2年後にHR部に異動をなさったのですね

はい。背景として、HR部からお声がけいただいたことが異動のきっかけです。

実は、この2年間、会社から様々なチャンスやポジションを与えていただき多くのことを学びましたが、同時に、自分のポテンシャルを最大限に発揮できず、会社に対して何も還元できていないのでは…という漠然とした焦燥感も抱えていました。

貢献したい気持ちはあるものの、成果が思うように出ず、「自分がいる場所は本当に正しいのか?」「自分の得意を活かせている業務なのか?」「そもそも自分の進むべき方向は正しいのか?」と悩むことも多かったです。

そういった思いも持っていたため、自身のキャリア選択に対する不安がありましたが、同時に、新たな環境で自分の力を試したいという思いも強くあり、HR部への異動を決意しました。

-抱えていた不安に対し、周りや会社からはどのようなサポートがありましたか?

幾度となく、私が納得いくまでMDチームやHR部の上長が相談に乗ってくださいました。

私の場合、自分の中で不安を感じていた際に、タイミングよくHR部からお声がけをいただいたのですが、MDチームの上長たちは親身に私のキャリアについて向き合い、最適な異動先を一緒に考えてくれました。 さらにHR部の上長からは、私の特性とHR業務が将来にどう繋がるのかを丁寧に説明していただきました。

具体的にはどのようなお話があったのですか?

・前職での営業経験やDtoC事業部での経験が活きること
・私の将来ありたい姿に近づけるミッションがあること

内容としては、上記2点です。

1つ目は、営業経験は採用活動に直結しているという点です。Leo Sophia Groupのような無名企業の採用活動は、「会社」という商材を背負って行う営業活動に等しいため、私の経験が活きるということでした。 実際に、HR部の上長を含め、営業経験者が多く、MVPなどの実績を出している点からも納得でした。

また、採用活動の多くは数字やデータで表現できることから、マーケターとしての経験も活かすことができます。 さらに、社内外の多くのステークホルダーと関わる役割であることから、MDチームで培ったステークホルダーマネジメントやプロジェクトマネジメントの経験も非常に有用である、という説明がありました。

2つ目は、将来的に自分のブランドを立ち上げる際には、人・組織軸の経験が必ず必要になるという点です。組織に属しながら、HR業務を経験することで、自分の将来ありたい姿に近づける、とのアドバイスもいただきました。

会社からの一方的な意思決定ではなく、私個人のありたい姿と会社が目指す姿の整合性を取るため、何度もすり合わせを行いました。まさにLeo Sophia Groupの特徴であるアライアンスの考え方を体現しているな、と実感しました。

そのおかげで不安が払拭され、安心して異動を決意することができました。

-現在のHRでの業務内容と実績を教えてください。

店舗事業の採用責任者として、事業部の採用戦略設計を担当しています。

事業部のミッション、ビジョン、バリューをしっかりと理解し、それに基づいて採用課題を洗い出し、適切な解決策を立案しています。

事業部が運営する、ピラティススタジオの店舗拡大に対応するための強固な採用体制を整えるだけでなく、長期的な採用力の強化にも注力しています。

そこでは、昨年比で350%達成をし、過去最多となる、半年で100名以上の採用に成功しました。 このような採用活動を通じ、急速に店舗拡大が進む中、最も重要といえる『人材の確保』に大きく貢献することができました。

SD事業部以外には、新卒採用や本社の中途採用担当としてフロントに立ち、面接を行っております。さらに最近では、エグゼクティブ採用と呼ばれる、役職者の採用に携われるようになり、嬉しく思います。

-HRに異動したことで成長したと感じる点はどこですか。

チームマネジメントスキルの向上です。

DtoC事業部では個人で動くことが多く、チームマネジメントの機会もありませんでした。しかし、現在は6名のメンバーをマネジメントをしながら、チーム一丸となって仕事を進める楽しさを実感しています。同時に、自分自身のことだけでなく、組織全体の動きを理解しながら動くことで視野が広がったように感じます。

その結果、メンバーの成長や働きやすい環境作りに貢献できるようになり、これまでとは異なる視点で仕事ができていることに非常にやりがいを感じております。


事業部間異動を経て感じる、新しい選択肢

-DtoC時代に描いていたキャリアパスと今とで、変わった点はありますか?

「自分のブランドを立ち上げたい」という根本は変わっていません。

しかし、HR業務の幅を広げたいという新たな目標ができました。今まで自分のキャリアとして一切考えたことがなかった『人事』としてのキャリアパスが、自分の選択肢に加わったことは、変わった点かなと思います。

事業部間異動を経験したことで、今まで描いていたキャリアパスに加え、より広い視野を持ち全社的な観点から、組織全体の成長を支えていくことに興味が湧きました。そのため、今後もHR領域のスキルを磨いていきたいと強く感じています。

これは、業務内容だけでなく、HRメンバーと一緒に働くことが楽しいからこそ、感じたことです。

-事業部間異動をして感じたメリットは何ですか?

事業部間の異動を経験して感じたメリットは、大きく分けて2つあります。

1つ目は、多様なスキルと知見を培えたことです。

異なる部署での経験により、視座が高まり、視野が大きく広がりました。 部署ごとに重要視するスキルや判断基準、業務の進め方が異なるため、さまざまな観点から物事を俯瞰できるようになりました。

マーケターとして集客や運用を経験し得た定量的な思考法と、商品開発に携わることで得た知識やスキルは、現在のHR業務にも活かされています。これらの経験を通じて、組織全体の動きを理解し、視野を広げることができた点が、私にとって大きな成長につながっています。

また、3つの職種を経験する中で、業務に真摯に向き合い吸収したことは全く無駄にならないと実感しました。

2つ目は、自分の適性とキャリアに対する見直しができたことです。

入社当初の私は、将来やりたいことから逆算して、必要なスキルを手に入れるために様々なことに挑戦しました。しかし、逆に経験したことによって、自分がやりたいことが必ずしも自分の得意な領域とは限らないことに気づきました。

多様なフィールドに挑戦することは、自分の将来を見つめなおすのに有効な手段となり、それができるのは事業会社ならではの大きなメリットだと感じました。非常にありがたいことに、Leo Sophia Groupにはそのような制度も整っているので、ぜひ選択肢の一つとして考える価値はあると思います!


Leo Sophia Group制度の紹介

-事業部間異動『キャリアハンズアップ制度』とは

以下を目的として作られた、Leo Sophia Groupの事業部間異動制度となります。

・「社員の成長こそ事業成長のキードライバーである」という考えのもと、社員が各々の”ありたい姿”を実現できるよう、柔軟にキャリアを形成できる選択肢を提供すること

最大の特徴は「自ら手を挙げて」申請をすることです。

自身で将来のありたい姿に向けて、Leo Sophia Group内で最適な事業部へ異動を希望することが可能です。 社員一人ひとりが意欲的に仕事に挑戦することが個人の成長につながり、ひいては事業や業績の向上に結び付くと考え、導入されました。

キャリアハンズアップ制度は会社(Leo Sophia Group)× 個人の互恵関係を強化し、社員の「新たな挑戦を応援する」制度です。


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